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エアロスミスのジョー・ペリー、スティーヴン・タイラーの"さよならツアー"発言を語る

ローリングストーン日本版 7/2(土) 15:00配信

ジョー・ペリーが告白:「スティーヴンが一人でインタヴューを受ける時は、いつもハラハラしてるんだ」

エアロスミス、2017年に「さよならツアー」実施を検討

エアロスミスのジョー・ペリーが、スティーヴン・タイラーの2017年にラストツアーを行うという発言は、単なる「選択肢の一つ」であるとローリングストーン誌に語った。「スティーヴンが一人でインタヴューを受ける時は、いつもハラハラしてるんだ」。ジョー・ペリーはこう笑いながら話した。

ラストツアーについて決断ができないギタリストのジョー・ペリーは一方で、ラストツアーを行う可能性が高いとも話している。「最後のツアーになるかもしれない」と言う彼はさらに、「最後のライヴを想像するのは、俺にとって本当に難しいことなんだ。ごめんな」と話した。

バンド内でラストツアーという話が最初に持ち上がったのは、10年ほど前のことであったが、当時はまだ早まったアイデアであったとジョー・ペリーは言う。しかし、バンドはそれ以来、ラストツアーについて漠然と考えていたようだ。ジョー・ペリーは、2016年秋に決定している短期間のツアーでバンドが勢いを取り戻し、今後の予定について何か決まればと期待している。「バンドはどんどん良くなってる。おそらく、ラストツアーと呼ばれるものになるだろうけど、どっちみち俺は毎晩、最後のライヴと思いながらやってるんだ。ラストツアーって呼べば、これまでと違った雰囲気になるだろうけど。・・・・今後どうなるかなんて、誰にも分からないんだ」

バンドが今後もアルバムを作るだろう/ジョー・ペリー

次のツアーをラストツアーと呼ぶか呼ばないかに関係なく、バンドが今後もアルバムを作るだろうとジョー・ペリーは考えている。

しかし、現段階でジョー・ペリーは、"さよならツアー"という考えを受け入れることができていない。「俺がどう感じるか、まだよく分からないんだ」と彼は言う。「実際にそれをラストツアーと呼んで、その後でブラッド(・ウィットフォード)とスティーヴンと一緒にステージに立てないことに対して、どう感じるか。それを想像するのは、俺にとって本当に難しいことなんだ」

「自伝を書くようなものなんだ。俺はいつも、書くことを先延ばしにしてきた。だって"これからも何か起きるはずだ"って思ってるから。でも、このツアーの後に何か起きたら、別の自伝を書くことができるんだよな(笑)。続編を書いて、どんどん付け足すことができる。だけど、現時点の俺たちの人生とキャリアを考えると、もしかしたら「よし、これがこの時代の終わりだ。でも新しい時代がすぐそこにある」って言うべき時なのかもしれない。だから俺は、"ラストツアー"って口にして、騒ぎ立てることはどうかなって思ってるんだ。でも、どうなるか見てみるつもりさ。もし本当にこれで終わりってことになるなら、今までいろいろあったキャリアの中でも、俺たちが終わりにより近づいてるということなんだろう」

ラストツアーという考えを完全に受け入れることに対する不安に反して、ジョー・ペリーは「(次のツアーが)ラストツアーになる可能性は高い」と話している。また彼は、"ラストツアー"と宣伝されるツアーに乗り出すことは、少なくとも彼にとって、エアロスミスのレガシーに新たな色を添えることになると考えている。

「俺はバンドのキャリアのハイライトとして考えているんだ」とジョー・ペリーは言う。「俺たちは他の事をほとんど全部やってきた。だからラストツアーも同じように試してみるかもしれない。何が起きるか見てみるんだ」

7月15日発売予定 のカントリー色濃いソロ・デビュー・アルバム『サムバディ・フロム・サムウェア』のプロモーション中のスティーヴン・タイラーは、米ラジオ番組『ザ・ハワード・スターン・ショー』で 「(エアロスミスは)"さよならツアー"を行うことになるけど、これは単純にその時期が来たというだけ」と、きっぱりとラストツアーについて肯定した。また彼は番組内で、ジョー・ペリーがこの計画を把握していることも認めている。さらに、ツアー期間についての質問に対して、「おそらく永遠に」と冗談交じりに答えていた。

一方のジョー・ペリーは、アリス・クーパー、ジョニー・デップ他から成る超豪華バンド、ハリウッド・ヴァンパイアーズとして、ツアーをまわっている。また彼は、イギー・ポップ、デヴィッド・ヨハンセン 、テリー・リード他をゲストに迎えたソロ・アルバムのレコーディングにも取り組んでいる。

Translation by Miori Aien

Kory Grow

最終更新:7/2(土) 15:00

ローリングストーン日本版

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