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ルール変更が適用されたJリーグ 浦和の槙野退場処分に見る「得点機会阻止」の新解釈とは

Football ZONE web 7/2(土) 23:58配信

福岡戦の前半にエリア内で金森を手で押し倒して“三重罰”

 Jリーグは7月2日のJ1セカンドステージ開幕戦から、一部のルール変更が行われた。そしてアビスパ福岡と浦和レッズの一戦で、早速その解釈に該当するかと思われる場面が発生した。前半21分、福岡の決定的な得点機会を浦和のDF槙野智章が反則でストップし、レッドカードが提示された場面だ。

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 この時、福岡はFW金森健志の前方のスペースにボールを運び、金森が浦和のゴールに向かって抜け出そうかという場面だった。対応の遅れた槙野は金森を斜め後ろから追いかける形になり、ペナルティーエリア内に入った金森を手で押し倒す形で反則。福岡にPKが与えられ、槙野にはレッドカードが提示された。

 セカンドステージからのルール改正で、決定的な得点機会阻止にあたる場面でもイエローカードの提示になるということが、大きく取り上げられた。しかし、この場面はその新しいルール解釈には該当しない。

 決定的な得点機会をハンド以外の反則で阻止した場面は、以下の通りに細分化される。

(1)フィールド上のどこであっても退場処分になるプレー
(2)ペナルティーエリア内かどうか
(3)ボールにプレーできる可能性のない無謀な反則でストップする
(4)手を使って相手をストップする
(5)不用意なプレーでストップする

手を使った反則は従来どおりの判定に

 このうち、イエローカードで済むのは、(2)のペナルティーエリア内のファウルであり、(5)の不用意なプレーでストップした場合のみだ。それ以外の場合は、すべてレッドカードになるという部分は以前と変わっていない。今回の槙野のケースは、(2)のペナルティーエリア内で起きた反則だが、(4)の手を使って相手をストップするプレーに該当したため、PKとレッドカードという判定になった。

 ルール変更の初戦だっただけに混乱したサッカーファンも多かったかもしれないが、サッカーという競技において手で抑える、つかむという反則は意図がなければ起こらない反則として、厳しく扱われる。今回は槙野が手で抑えにかかってしまったため、退場処分、PK、次節出場停止という“三重罰”を受けることになった。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:7/3(日) 12:55

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