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オリックス園部、一軍初出場初スタメンで決勝打。首脳陣の大抜擢に満点回答

ベースボールチャンネル 7/3(日) 21:00配信

園部は6番DHで初出場

 千葉ロッテ対オリックスの13回戦が3日QVCマリンフィールドで行われ、オリックスが4-3で逆転勝利を収めた。

 5回に千葉ロッテ田村のセンターオーバーのタイムリーツーベース、6回にデスパイネのレフト前タイムリーを浴びて3点のビハインドの展開から、オリックスが粘りを見せた。

 6回に2点を返すと7回にロッテの二番手大谷を攻略。糸井の同点タイムリーに続き、二死1、2塁から、今日一軍昇格したばかりの園部のレフト前タイムリーで逆転に成功。オリックスは先発ディクソンから後をついだ塚原、吉田一、平野の三投手がロッテ打線を無安打に抑え、逃げ切った。ディクソンは6月5日の東京ヤクルト戦以来となる勝利で6勝目(6敗)。チームの借金を19に減らした。


 昨日の試合後に福良監督が、「入れ替えをやります」と明言した打線は、2番の安達、3番の糸井以外を、入れ替えもしくは(打順の)組み替えを断行。糸井とともに開幕から全試合でスタメン出場を続けていた西野を思い切って外し、今日一軍昇格した岩崎を起用。4番はT-岡田が入り、昨日福良監督が起用を明言していた園部は6番DHとしてラインナップ、プロ初出場初スタメンを果たした。

 しかし序盤はなかなか打線がつながらない。ロッテ先発のスタンリッジから4回を除いて毎回ランナーを出すも後続が打ち取られるという、まるで昨日の試合を見ているかのような展開。しかし6回、先頭の安達が四球を選び出塁すると、糸井がヒットで続いて、無死1、3塁。ここで糸井が今季24個目の盗塁を決めて、無死2、3塁とするとT-岡田のセカンドゴロの間に1点を返す。さらにクラークにもライトへタイムリーツーベース、1点差まで詰め寄った。オリックス打線はこの回スタンリッジに25球投げさせて、降板へ追い込んだ。

楽な気持ちで打席に

 7回一死から2番安達がレフト前ヒットで出塁、3番の糸井が左中間へのタイムリーツーベースで同点に追いつく。T-岡田はレフトフライに倒れたが、前の打席でタイムリーを放っているクラークが敬遠気味の四球で歩かされると、「最初の打席で1本出ていたので、楽な気持ちで打席に入ることができた。(ロッテバッテリーが)クラークを避けたのがわかったので、なんとか打ちたかった」という園部がレフト前にタイムリーを放ち試合を決めた。

「初ヒットのボールはお母さんにプレゼントします」

 オリックスのファームは昨日から高槻での地方試合を行っており、園部が昇格を聞いたのは、昨日の試合後に寮へ戻ってからだったという。今日の試合には本人から一軍昇格を聞いたお母さんと親戚が観戦に訪れたとのことで、記念ボールはお母さんの手に渡った。

「ファームで好調だったので不安はなかった。この流れにのっていきたいですね」

 二軍で結果を出してつかんだ今回のチャンス。園部はいきなり満点回答で首脳陣の期待に応えてみせた。


どら増田

ベースボールチャンネル編集部

最終更新:7/3(日) 22:27

ベースボールチャンネル

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