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29年間の感謝と新監督へのエール… マンU退団の“天才ドリブラー”がサポーターへ惜別メッセージ

Football ZONE web 7/3(日) 19:51配信

マンU黄金期の象徴ギグスが退団 「新たなチャレンジの時がやってきた」

 マンチェスター・ユナイテッドから退団の決まった英雄ライアン・ギグス氏が、“赤い悪魔”のサポーターに向けて感動的な公開書簡を送った。クラブ公式サイトが伝えている。

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 「ジャックナイフ」と称され天才ドリブラーとして名を馳せた現役時代、そして引退後もユナイテッドを支えてきたギグス氏は、ジョゼ・モウリーニョ新監督の就任に伴い、チームを去ることになった。

「マンチェスター・ユナイテッドで選手、そしてアシスタントコーチとして29年間、私は勝利というものはこのクラブのDNAにこそ存在すると知っている。若手にチャンスを与え、攻撃的かつ魅力的なフットボールをすることだ。期待値の高さは健全なもので、勝利が求められる。マンチェスター・ユナイテッドは期待され、それに相応しい存在だ」

 選手としてプレミアリーグ制覇13回、FA杯優勝4回、UEFAチャンピオンズリーグ制覇2度など勝利の味を知り尽くしたレジェンドは、選手兼コーチ、選手兼監督も経験し、14年に現役引退。ルイス・ファン・ハール政権ではアシスタントコーチとして尽力した。

「だからこそ、14歳から人生を過ごしたクラブから離れるという大きな決心を下した。簡単な決断ではなかった。特別な思い出と経験を抱えていくけれど、これは未来に大いに役立ってくれると思う。このタイミングは正しいと思うが、私が希望する監督業にすぐさま足を踏み入れる計画はない」

「2人の師匠と巡り会える幸運があった」

 監督就任に関する様々な地元報道が出ているものの、具体的な計画は存在しないという。だが、指揮官としてすでに大きなアドバンテージを手にしている。

「偉大な監督として、2人の師匠と巡り会える幸運があった。1人はサー・アレックスだ。人生の大半をともに働き、学ぶことができた。史上最高の名将であり続けると信じている。近年はルイス・ファン・ハールだ。彼の経歴が、その優秀さを物語っている。彼らから得た知識は得がたいものだ」

 百戦錬磨の名将アレックス・ファーガソン元監督と、エキセントリックな言動から多くの批判も集めたオランダの戦術家ファン・ハール前監督にも感謝していた。

「マンチェスター・ユナイテッドで長年ともに働いてきた裏方のスタッフにも感謝したい。ピッチ上での結果はハードワークが報われたからこそ。チームが成功する最高の環境を作ってくれた人々の献身、犠牲、奮闘がなければ私は成功できなかった」

 スタッフにも感謝を忘れなかったギグス氏は、新監督へのエールも忘れていない。

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最終更新:7/3(日) 22:43

Football ZONE web