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手倉森J攻守のキーマンが掲げるリオ五輪“躍進プラン” 「OA3選手の融合」と「初陣勝利」

Football ZONE web 7/3(日) 20:55配信

浦和所属の”主将”遠藤とオーバーエイジの興梠が、意気込みを語る

 浦和レッズからリオデジャネイロ五輪日本代表に選出されたMF遠藤航とオーバーエイジ枠のFW興梠慎三が3日に記者会見を開き、本大会への意気込みを語った。遠藤は「必ずメダルを獲得して帰ってきたい」、興梠は「オーバーエイジという責任感と日本代表という誇りを持って、オリンピックを全力で戦いたい」と、1968年メキシコ大会以来のメダル獲得を目指す戦いを見据えている。

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 本大会ではナイジェリア、コロンビア、スウェーデンと各大陸の強豪チームと対戦する。2人は「最も大切なのは初戦のナイジェリア戦」との共通の見解を示した。

「本戦になれば、どのチームも強いチームばかり。相手どうこうではなく、日本らしいサッカーをするのが手倉森さんのスタイル。選手はそこを貫いて、日本らしいサッカーをしたい。どこも厳しい相手ですけど、自分は初戦のナイジェリア戦が一番大事だなと思っている」(興梠)

「まずは初戦にしっかりと勝つことが大事というイメージをしている。ナイジェリアは身体能力を生かした上で、南アフリカよりもボールを動かせると聞いている。その対策が必要だと思う。その初戦を勝てれば、コロンビア、スウェーデンと波に乗って行ける。どの相手も大事ですけど、初戦を勝つことだけを考えています」(遠藤)

 オーバーエイジとしてチームに加わる興梠には、U-23世代のチームに溶け込んでいくという課題がある。キャプテンを務める遠藤は「実際にプレーするのが一番コミュニケーションとしてはいい」と話しつつ、「まずはLINEのグループにオーバーエイジの3人を入れたい」と冗談を交えて話した。また、興梠は「なかなか年下としゃべるのが苦手というか、自分も分からない」と苦笑いしたものの「たまには厳しく、たまには優しく接していきたい」と、大会直前に30歳になる大人としての振る舞いを見せると話した。

“堅守速攻”の実現へ「ハードワーク」が鍵

 FWとしてゴールが期待される興梠だが、「もちろん1試合で1点取ることは目標」としつつも、それ以上にチームプレーに徹すると話している。

「まずは自分が活躍することではなく、とにかくチームのために全力で戦う。試合を通じて守備に回る場面もたくさんあると思うけど、その時には守備でチームに貢献したい。スペースがないなかで、一つのチャンスをモノにできるか。一番大事なのはハードワークになる」

 一方の遠藤は「センターバックの前で体を張ったプレーを出したい。監督は柔軟性と割り切りと言っているけど、キャプテンとして試合の状況を判断してコントロールしたい」と、ゲーム全体の舵を取るキャプテンとしての役割を全うしたいと意気込んだ。

 浦和では3バックの中央と1トップという攻守の核を担っている2人は、五輪代表でも軸として共闘する。本大会での戦略として“堅守速攻”を打ち出している手倉森ジャパンの中心で、守備のユーティリティーと万能型FWという2人の“赤い悪魔”が躍動できれば、メダル獲得への道も見えてくるはずだ。

轡田哲朗●文・写真 text & photo by Tetsuro Kutsuwada

最終更新:7/3(日) 21:06

Football ZONE web

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