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アストンマーティン ヴァンキッシュ・ザガートを初披露──99台限定の美しきスーパースポーツ

GQ JAPAN 7/4(月) 21:31配信

アストンマーティンは6月22日、イタリアのデザインスタジオ「ザガート」とのコラボレーションによる限定生産モデル「アストンマーティン ヴァンキッシュ・ザガート」を披露した。僅か99台が英国本社ゲイドンのファクトリーで組み立てられる。

【フォトギャラリー:アストンマーティン ヴァンキッシュ・ザガートをさらに詳しく】

英国のサラブレッド「アストンマーティン」と、イタリア・ミラノの名門カロッツェリア「ザガート」。自動車界の頂点に君臨する二つのビッグネームが、今回再び手を組んだ。

両社の記念すべき最初のモデルとなったのは1961年に登場し、当時のGTレースで活躍した「DB4 GTザガート」。現在のクラシックカー市場では1000万ポンド以上の価格で取引されるアイコン的なレーシングGTである。その後は、実に四半世紀を経た1986年に「V8ヴァンテージ・ザガート」を、さらに16年後の2002年には「DB7ヴァンテージ・ザガート」を披露。2011年には「V12ヴァンテージ・ザガート」も誕生し、それぞれ「アストンマーティン」と「ザガート」両社の歴史的アイコンとして崇拝を受けてきた。

そして今年5月。北イタリア・コモ湖畔チェルノッビオのデラックスホテル「ヴィラ・デステ」で開催されたヒストリックカーの祭典「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ」において、次世代のザガート製アストンマーティンを示唆したデザインスタディ「ヴァンキッシュ・ザガート・コンセプト」を発表。

本来コンセプトカーであったが、そのニュースを聞きつけたアストンマーティン愛好家たちをあっという間に魅了し、急遽、英国ゲイドンのアストンマーティン本社ファクトリーにて99台のみ限定で生産するという運びとなった次第だ。

ネーミングから「コンセプト」の文字が消え、正式に「アストンマーティン ヴァンキッシュ・ザガート」となった生産バージョンだが、ヴィラ・デステで展示されたコンセプトモデルを忠実に再現している。新しいボディワークはすべてカーボンファイバーで製作され、プロポーションは典型的なアストンマーティンそのもの。その一方でディテールには、カロッツェリア・ザガートのアイコンが巧みに散りばめられている。

中でも特徴的なのは、ルーフの「ダブル・バブル」。1950年代初頭からザガート・デザインのシンボルとされてきたこのスタイルは、もともと空力への影響を最小限に抑えつつ、ヘルメットを着用したレーシングドライバーのヘッドクリアランスを確保するために採用されたものだったという。このダブル・バブルが演出する個性的かつ流麗なルーフラインの曲線がそのままリアウインドウへと繋がり、特徴的なシルエットを創出するのは、まさしくザガート製アストンの真骨頂と言えよう。

しかし「ヴァンキッシュ・ザガート」のエクステリアデザインで注目すべきは、アストン最新のデザイン言語を投入していることだ。

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最終更新:7/4(月) 21:31

GQ JAPAN

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