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歪む、欠ける、暗くなる…。近年増加の眼疾患「加齢黄斑(かれいおうはん)変性」とは?

OurAge 7/4(月) 17:42配信

年齢とともに、今まで感じなかった体の不調が出てくるアラフィフ世代。目の疾患も例外ではない。近年増えているという「加齢黄斑変性(かれいおうはんへんせい)」について、日本眼科学会認定専門医・日本抗加齢医学会認定専門医の大倉萬佐子さんに、どのような症状なのか、チェック法とともにうかがった。

「これは加齢に伴う、目の中の“黄斑”の変化によって起こる病気です。アメリカでは中途失明の原因の第1位に、日本でも近年では視覚障害の原因の4位に浮上するなど、患者の増加が懸念されている眼疾患です」と大倉さん。
「黄斑」とは網膜の中心部にある、物を見るための重要な部分。黄斑に異常をきたすと視力が低下したり、物が見えにくくなったりする。

「おもな原因は老化ですが、生活習慣も影響しています。なかでも喫煙者は、発症の頻度が高くなることがわかっています。ほかに太陽光の刺激や高血圧、肥満、偏った食生活、遺伝とのかかわりなども指摘されています」

「加齢黄斑変性」は、見え方でわかる。本を読んだり文字を書いたりするのが困難になる、財布の中のお金の判別がしにくくなる、野菜を切る際に手元が見づらいなど、病気が進むと日常生活にも支障が出てくる。

「まずは自分の目が正常かどうか、アムスラーチャートで確認してください。もしも異常を感じたら、すぐに眼科医に相談しましょう。このチェックは定期的に行い、つねに自分の目の状態を知っておくことが大切です」

加齢黄斑変性を発症しているかどうか、眼科では「アムスラーチャート」と呼ばれる格子状の表を用いて確認する。正常な場合は格子状のマス目の中心に黒い点が見えるが、異常がある場合は表が歪んで見えたり、中央が黒くぼやけて見えたりする。

「普段両目を使って見ていると、片方の目が見えにくくなっても気づかないことがあります。目のチェックは、必ず片方ずつ行いましょう」

最終更新:7/4(月) 17:42

OurAge

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