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「働きたい英小売企業ランキング」、上位企業に共通する姿勢とは

Forbes JAPAN 7/4(月) 7:00配信

コンサルティング企業ベストカンパニーズ(Best Companies)が、2016年版「働きたい英小売企業ランキング」を発表した。



このランキングは、同社が作成し、毎年サンデータイムズ紙で発表している「働きたい企業ランキング」の中で小売企業に焦点をあてたもの。組織の強みや従業員のエンゲージメントのズレを認識し、より良い職場を実現する上で有益なデータと言える。

「働きたい英小売企業ランキング」は、企業の規模別に作成され、大手部門ではハンドメイド化粧品のラッシュ、中規模部門では宝石店のビーバーブルックス(Beaverbrooks)、小規模部門ではワイン通販のネイキッド・ワインズ(Naked Wines)などが上位に入った。

上記の企業はいずれも、従業員のフィードバックを基につけられる評価で星3つを獲得している。星1つはとてもいい、星2つは際立っていい、星3つは並外れて素晴らしいを意味する。

ベストカンパニーズによれば、ランキング入りした小売企業には次のような姿勢が共通している。

・熱意のある従業員――ランキング入りするために、各企業では従業員に、仕事についての正直なフィードバックを求める。このデータを受けて、各企業は職場をより良い場所にするための、そして最終的には従業員がより熱意を持って働ける場所にするための改善策を講じることができる。

・競合の中で際立つ存在に――競争の激しい小売業界で、各企業に求められるのは競合と自社と区別する何かだ。ランキング上位を獲得することは、その企業が「最高の企業の一つである」と誰もが認める証になる。

・才能ある人材を雇用――優れた人材が優れた企業に魅力を感じるのは当然だ。ランキングでの順位を見ればすぐに、その企業が素晴らしい職場であることがわかるため、未来の従業員たちはより一層、自分を評価してくれる企業で働きたいと思うようになる。

従業員のエンゲージメントを高めると・・・

・目標を設定――ランキングを基に、各企業は競合他社と自社のエンゲージメント水準を比べることができる。各企業は自社の取り組みのどこにズレがあるのかを見つけ、それを改善するための措置を講じ、翌年より上位へのランクインを目指すことができる。

・従業員が誇りを持って働いている――自分たちが国内ベストのランキングに入る企業の一部であると認識することで、従業員は大きな誇りを感じる。

ベストカンパニーズのジョナサン・オースティン創業者兼CEOは、今回ランキング上位にこれらの小売企業が入ったことが、他の小売企業の士気を高める役割を果たすことを期待している。

「ランキング入りするためのプロセスそのものが、職場の可能性を大きく切り開く」と彼は言う。「それによって各企業は組織としての強みを評価し、従業員のエンゲージメントを高めるために弱みの改善に取り組む。長い目で見れば、これが生産性や従業員満足度の向上、顧客サービスの改善や売上増加といった恩恵をもたらす可能性がある」。

Forbes JAPAN 編集部

最終更新:7/4(月) 7:00

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