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THE BAWDIESに学ぶ、フジロックの魅力と楽しみ方【前編】

ローリングストーン日本版 7/4(月) 17:00配信

【特別連載】
ローリングストーン日本版 X フジロックフェスティバル ’16



幼なじみ同士というTHE BAWDIESの4人はバンドを始める前からフジロックが大好きで、何度も連れ立って参戦したという根っからのフジロッカーだ。近年ではアーティストとしてもフジロックのステージを何度も経験している彼らに、オーディエンスとアーティスト両方の視点から見た、その魅力と楽しみ方について語ってもらった。

―バンドで活動を始める前から皆さんフジロックのファンだったそうですが、どんなところが魅力だと思いますか?

ROY:今でこそフェスは文化になりつつあるというか、"音楽はよく分からないけどフェスは行ってみたい" っていう人たちが増えてきて、フェスがライブハウスよりもハードルが下がってる感じがありますけど、俺らが中学生くらいの時って、音楽が好きで仕方なくて "テレビで流れている音楽は聴かねぇ" みたいなヒップなカッコいい人たちが集まる場所っていうイメージだったんですよね。なかでもフジロックは海外の音楽を生で感じられるというところで、特別感がありました。さらに、最新の流行だけではなくて、ずーっとやってきてるベテランのアーティストも毎年ラインナップされていて、本当に音楽を愛するすべての年代の人たちのための場所だなと思います。何も情報がない状態で行っても必ず発見があるし、好きなジャンル以外の音楽でも楽しめる場所です。

―皆さんがフジロックに初めて行ったのは?

ROY:高3くらい?

TAXMAN:1日目のトリがオアシスで、3日目のトリがエミネムの年。

―2001年ですね。

ROY:本当は3日間行きたかったんですけど、当時は高校生で金銭的に難しくて。

―日帰りですか?

ROY:一泊だけ。せっかくだから最後まで見て夜も楽しみたいし絶対泊まりで行きたかったんだけど、当時高校生で宿を取るお金はなかったので、キャンプサイトを取ってテントで寝ようと。で、ライヴが終わってキャンプサイトに行ってみたら、すでにテントがびっしりで残ってる場所がないんですよ。傾斜になってるところしか残ってない(笑)。しかも、テントは現地で借りようと思ってたのに、レンタルしていなくて。みんな自前で持って来てたんですよね。そういうのもまったく知らなかったんです。バーベキュー会場に行けばバーベキューセットがあるだろう、みたいな現代人の発想だった(笑)。結局、傾斜に寝袋敷いて4人並んで寝ました。もちろん朝方にはゴロゴロゴロ~って転がってたけど(笑)。

MARCY:目が覚めたら朝露でびっしょびしょだった(笑)。

TAXMAN:あと、最初から全力になり過ぎて、目当てのオアシスの頃にはかなりしんどくなっちゃって(笑)。

ROY:この時はトラヴィスとかマニック・ストリート・プリーチャーズも出てたんだけど、その辺のライヴ中、立ちながら寝てたよね(笑)。

JIM:いろいろ楽しかったな。

ROY:フジロックの洗礼を受けたね。

―ちなみに、今はテント借りれますよ。(※ツアーバス利用者専用キャンプサイト「PYRAMID GARDEN」への申し込みが必要)

ROY:え!? 借りれるんですか?

JIM:優しくなってる(笑)。

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最終更新:7/4(月) 17:00

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