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佐藤タイジ X 沖野修也 X SEALDs、音楽で伝える「投票へ行こう」というメッセージ

ローリングストーン日本版 7/4(月) 15:00配信

7月10日(日)の参議院選挙まで1週間を切った。投票率の低迷が続くこの国で、投票に行くことを謳うキャンペーンソングが話題を呼んでいる。

シアターブルック結成30周年記念、タイジが語る対バンイベントへの想い

タイトルは、『VOTE 4 UR LOVE & FUTURE/佐藤タイジ feat.沖野修也&SEALDs』。
しかもこの曲は、作詞・作曲を担当した佐藤タイジが著作権の放棄を宣言しており、無料配信にして、放送やイベント/選挙での利用、映像との組み合わせなどを、著作者の許諾の必要なし、著作権料なしで、自由に行っていいことになっている。
この曲への想いなどを、佐藤タイジ(シアター・ブルック)、そして沖野修也(Kyoto Jazz Massive)に聞いた。

佐藤タイジインタヴュー

―この曲を作ろうと思ったきっかけは?

そもそも、投票率が5割を切った選挙で選ばれた政治家によってこの国の未来が決まるのは、民主主義やない!と思ってて。なので、まずは投票率のアップ、しかも北欧並みに投票率80%越えを目指したいと思ったんですよ。その時に参考にしたのが、俺の地元・徳島の吉野川河口堰の住民投票(2000年1月投票実施)で。この吉野川河口堰問題の解決に際し、まずは市民サイドが河口堰建設の是非を問う住民投票を獲得したんやけど、その住民投票には<投票率が50%を越えないと無効>という条件がついておって。で、その住民投票に際して市民サイドが行ったのが、"投票に行こう!"というキャンペーンです。目抜き通りの交差点に<VOTE>と書かれたプラカードを持って立ったり、夜はディスカッションしたりして。結果、投票率も50%を越え、しかも河口堰反対が90%を越え圧勝だったんよ。そのやり方が、地元とか関係なしにもの凄くスマートやったんで、今回の国政選挙にコピーペーストしたくて。

―なるほど。

で、そんなことをアースデーの時にそのイベントを仕切っている南兵衛くんと話していて、"参院選挙の前に、何が出来るか集まって考えてみる?"ってなって。で、会合("PEACE VOTE")を開いたんよ。俺、南兵衛、沖野修也、選挙プランナーの人、ローリングストーン誌・ジョーらいろんな人が集まった。あとは、俺がSEALDsも呼ぼうって言って、SEALDsも来てもらった。相変わらずSEALDsに対して、否定的な意見を言う人もおるみたいやけど、俺からしてみたら、若い学生がこうした政治的なことを考えてるのって、完全にこの国の希望やから。で、その会合・"PEACE VOTE"で、沖野修也が"投票率UPのためにキャンペーンソングを作ろう!"って言って、その夜から曲と詞を作り出しました。

―詞もストレートでパンチ力十分ですね。

どういう詞にしようか考えたんやけど、今回伝えたいのは"選挙に行こう"ってことなので、カッコ付けず、どストレートな歌詞にしました。それとSELADsのキャンペーン・キャッチフレーズ<DON’T TRASH YOUR VOTE>も入れたし。



―タイトルに"LOVE"が入るところがタイジさんらしいし!

以前にアメリカに行った時に、ネイティヴ・インディアンの人に"愛を宇宙の中心に置かないとダメだ!"って言われたことがあって、その考え方を今で大事にしてて。それは投票も同じなんだよ。中心に愛がないとダメ。恋人、家族、仲間・・・誰にでも愛情の対象はいる。その人たちが幸せになるために一票を投じないと。会社や組織に言われて一票を投じてるんじゃダメなんですよ。

―そして・・・僕もレコーディングにお邪魔したのですが、スゲー楽しそうでしたね!!

深夜のレコーディングだったんやけど、SEALDsもめちゃくちゃ楽しそうやったし。しかも、観に来てた人も参加したりとかね。とにかく、みんな楽しそうやった。なんかそれ自体が、希望に思えましたね。


奥田愛基(SEALDs)

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最終更新:7/4(月) 15:00

ローリングストーン日本版

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