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ザ・ビートルズが『ラヴ・ミー・ドゥ』で使ったドラム・セット、オークションへ

ローリングストーン日本版 7/4(月) 16:00配信

ザ・ビートルズの『ラヴ・ミー・ドゥ』でアンディ・ホワイトが演奏したドラム・セットがオークションに出されることに。歴史的なシングルのドラムは、リンゴ・スターではなくアンディ・ホワイトだった。

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ザ・ビートルズの『ラヴ・ミー・ドゥ』の元気の良いバックビートで活躍したドラム・セットが、6月30日、カリフォルニア州の競売会社、ネイト・D・サンダースに出品されることになったとロイターが伝えている。開始価格は15万ドルの予定だ。

「これはロックの歴史の一片です」とオークション・ハウスのマネージャー、マイケル・カーク氏はロイターに話している。「その日、その場所にあり、その最初の曲が築き上げられたときに使われたドラム・セットはただ一つしかありません。その曲からビートルズが始まったのです」。

ファブ・フォーがジョージ・マーティンと共に『ラヴ・ミー・ドゥ』のレコーディングに使ったのはこのラディックのセットだが、プレイしたのはリンゴ・スターではない。この栄誉を手にしたのはアンディ・ホワイトだった。ビートルズはすでにスターと契約していたが、まだその時点で彼のオーディションを行う機会が持てなかった。そこでマーティンのアシスタント、ロン・リチャーズがホワイトにドラムを頼んだ。スターは、タンバリンを叩いている。

『ラヴ・ミー・ドゥ』はビートルズの最初のシングルで、全米No.1ヒットとなった。ホワイトはB面の『P.S.アイ・ラヴ・ユー』でもドラムをプレイしている。

ネイト・D・サンダースの発表によれば、1962年、EMIで3つのバージョンの『ラヴ・ミー・ドゥ』が録音されたという。だがホワイトとの演奏が全米でのチャートを駆け上がって行った。2012年のBBCのインタビューで、ホワイトは自分の仕事だということが明確だと控えめに話す。「ドラムのサウンドから、『ラヴ・ミー・ドゥ』には自分がいると分かるんだ。なぜならその当時のリンゴのドラム・セットとは全く違う音が出たからね」と彼は言う。「どんなドラマーでも自分自身のサウンドがあるんだよ。それは、まず、どんな風にドラムをチューニングするか、そしてどんな風にプレイするかで決まるんだ」。後に、リンゴは自分のラディックのドラム・セットを購入した。

Translation by Kise Imai

ELIAS LEIGHT

最終更新:7/4(月) 16:00

ローリングストーン日本版

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