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【人事白書2016】「戦略人事は重要である」9割以上が認識。しかし、現実は――?

日本の人事部 7/5(火) 7:30配信

戦略人事の重要性の認識と現実が大きく乖離

最近、経営戦略と人事部門が連動する「戦略人事」の重要性が叫ばれている。その実態について調査した。「戦略人事は重要である」と感じている割合は、「強く感じる」(63.7%)「感じる」(31.5%)を合わせて95.2%。

「人事部門が『戦略人事』として活動できている」と感じている割合は、「強く感じる」(5.2%)「感じる」(20.6%)を合わせて25.8%。戦略人事の重要性の認識と現実との乖離がみられた。

人事部門の痛烈な叫び・嘆きの声

「経営戦略と人事戦略のリンクの阻害要因」を自由記述形式で聞いたところ、「経営者が打ち出している戦略が不明確」「人事部門長に戦略の意識がない」「経営陣と人事部との対話不足」「人事部が戦略パートナーとしてみなされていない」「人事部スタッフの能力不足」などさまざまな声が挙げられ、戦略人事が実現できていない現状を具体的に示す結果となった。人事部門の痛烈な叫び・嘆きの声の数々が以下の通り。

・経営者と人事部との対話不足
・人事が構築する正論と、経営者が目指したいこととの相違
・経営陣と人事部門のトップが情報共有できていない
・社長の独占が強い会社である
・兼任業務が多く、経営戦略に注力できない
・ルーティン・管理業務負荷が重いこと
・組織の縦割り構造
・各部署が、部分最適で物事を考えること
・古い体質
・組織の縦割りによる情報の部門間共有の欠如、および人事部員の意識の欠如(目先の実務に終始する風土)
・トップ、ミドル、ボトムの意志疎通
・人事部が戦略パートナーとみなされていない
・人事メンバーのプロフェッショナル性の欠如。確かに管理業務は多いが、運用面と併せて経営視点の視座が必要だが、この視座が持てる人事プロフェッショナルがマーケットに少ないこと(だから採用が苦しい)
・リーダーシップの欠如、人事部員のスキル・経験・能力不足によりオペレーションの精度が低く、通常運用業務の品質が低いままでより上位の業務をこなせない
・人事部スタッフの能力不足
・人事が別物、別格として扱われていた古き慣習。人事畑出身者の影響力の弱さ
・人事部門長に戦略の意識がない
・CHROが勉強していない
・経営層・人事部が必要性を認識していない
・トップメッセージがない
・経営陣が人事戦略の重要性を理解していない
・経営陣の間の事業方針の相違
・コーポレートストラテジー、コーポレートビジョンが不明瞭で、求める人財像、育てるべき人財像、キャリアモデル、育成計画に結び付けることが難しい
・経営戦略が不明確
・経営戦略の質が低いことが要因かと思う。経営戦略を質高く描ければ、自然と人事戦略と紐付く。ひもづいていないのならば、経営戦略を描けていないに等しい
・人事の軽視と営業への偏重
・人がもたらす組織への貢献度合いが定量的に可視化しづらいこと
・戦略人事という概念をわかっている人間がいない。人事は業務をこなすこと、間違いなく行うことだと思っている人事担当者が多い

※自由記述回答より一部抜粋

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最終更新:7/5(火) 10:36

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