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EURO4強最大の対決!? ウェールズの無所属FWが悪党DFぺぺに挑戦状

Football ZONE web 7/6(水) 19:50配信

メッシの手を踏み付けの前科者に「恐怖を持たない」

 欧州選手権(EURO)初出場ながらベスト4進出と躍進を果たしているウェールズの“無所属FW”が、稀代の悪人マーカーとのマッチアップを心待ちにしている。ウェールズ代表FWハル・ロブソン・カヌはポルトガル代表DFペペ(レアル・マドリード)についてラフプレーも歓迎、と英国営放送「BBCラジオ」話している。

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 準々決勝ベルギー戦でカヌは1-1で迎えた後半10分、相手マーカー3人を鮮やかに無力化するクライフターンからのシュートで決勝点をゲットし、一躍その名を世界に知らしめた。ユース時代にはアーセナルの下部組織時代に所属した経験を持つ27歳のストライカーは2009年からイングランドのレディングでプレーしていたが、昨季限りでクラブとの契約を満了し、7月からは所属クラブがなくなっている。

 移籍金ゼロで獲得できることもあって、日本代表FW岡崎慎司らを擁する昨季プレミア王者レスターなどが関心を寄せている。躍進のウェールズを含めて一気に注目銘柄となったが「フィーバーについては知っているけど、今は次の試合に集中している」と準決勝ポルトガル戦に照準を絞っている。

 対戦相手のポルトガルの最終ラインを束ねるのは、レアルで数々の悪行を働いてきたDFペペだ。過去にはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(バルセロナ)の手を踏みつけ、昨季UEFAチャンピオンズリーグ決勝では二度にわたる“大根演技”で主審すらあきれさせるなど数々の暴挙を働いてきたが、雑草ストライカーはペペとの対決を楽しみにしているという。

カヌの語るペペの“必要なプレー”とは

「僕は彼との対戦がどうなるか分からないけど、楽しみだ。ポルトガルは高い最終ラインを保つので、裏にスペースができる。彼は何回か僕の背番号を追う展開になるんじゃないかな。彼はワールドクラスのプレーヤーだ。自分自身が何をするか知っているけど、恐怖を持たないで戦うよ」

 悪人ペペの素顔は、両者にとってのチームメートであるFWギャレス・ベイル(レアル・マドリード)を通じて聞いたという。「信じるか信じないかはどうであれペペは本当はいいヤツなんだよ、とベイルは言っているんだ」とカヌは明かしつつ、ペペを牽制した。

「彼はピッチに立つ時に“必要”と感じたプレーをするけど、必要なものをやってくれれば僕らはさらに快適になるだろう」

“必要”とはペペが見せるダークサイドのプレーか、と取材陣に問われると「ノーコメントで!」とカヌは笑顔を見せたが、自らが被害者となったとしてもペペが退場になるならOKという心持ちかもしれない。カヌが仕掛ける駆け引きにペペが激高するのか――。映像に映らない部分でのバトルにも注目が集まりそうだ。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:7/6(水) 19:50

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