ここから本文です

波乱だった前半相場、後半相場は「あの当たり屋」につけ! 

会社四季報オンライン 7/6(水) 19:51配信

 2016年相場も折り返し地点を通過し、後半戦に入った。1月から6月までの上半期は、英国のEU離脱(Brexit)という、誰も予想だにしなかった波乱の結末で締めくくられたため、下半期の見通しについて不透明な状況になっている。

 このように先行きがわからない時は過去を振り返り、大きな流れをしっかり把握したうえで、テーマやキーワードを絞って下半期に備えるのが賢明かと思う。そこで今回は2016年上半期を振り返り、どんな出来事があったのかを整理して分析してみた。1.株価の動き、2.出来事、3.テーマ・キーワードと銘柄の順番でお伝えしたい。

■ 歴代4位の下落率

 まずは株価の動きについてだ。日経平均は年明け早々に下落。大発会以降「6営業日続落」という戦後初の記録をつくってスタートした(詳しくはコラム71「歴史が証明! 年初から続落の年はチャンスごろごろなのだ」参照)。半年間の騰落率は18.2%に達し、下落率ランキングでは4位の記録となっている。

 ランキング上位を見ると、歴史に残る波乱の年が多いが、そうした年は前半の反動もあるのか下半期は上昇していることが多い。今年も下半期の上昇を期待したいところだが、バブル崩壊直後の1990年やリーマンショックのあった2008年は下半期も大きく下落しているので楽観は禁物だろう。

 個別銘柄の騰落率は下表のとおりだ。日経平均が18%下落する中、上昇率ランキング上位の銘柄は株価が2倍以上に上昇。反面、下落率ランキングの上位銘柄は株価が半分以下に値下がりしている。

 各銘柄を『会社四季報』で確認してみると、そこにはそれなりの理由やテーマが隠されていることがわかる。上昇率ランキングには、半導体や有機EL関連、ECなどインターネットサービス、バイオや医療関連が多く、これらはテーマとしても評価されていることがわかる。一方、下落ランキングにはラオックス <8202> 、コメ兵 <2780)、セイコーホールディングス <8050> など、訪日観光客(インバウンド)関連が入っていることから訪日客の伸び、特に中国人の「爆買い」一服が理由であることが容易に想像できる。

1/3ページ

最終更新:7/8(金) 14:36

会社四季報オンライン

会社四季報オンラインの前後の記事