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お菓子好きをうならせる極上の味! 銀座のウィーン菓子専門店で選ぶ手みやげ

CREA WEB 7/6(水) 12:01配信

 グルメな人への手みやげには何を持っていくべきか。手みやげ関係で、最も悩むところですよね。

 そんな時の私のおすすめが、今回ご紹介する銀座にあるウィーンの伝統的なお菓子の専門店、「ハプスブルク・ファイルヒェン」です。ファイルヒェンは“菫(すみれ)”の意味。エリザベート皇妃の愛した菫の花や菫のお菓子にちなんだ店名なのだそう。

 このお店のテーベッカライ“クライン”(3,400円)。本当にすばらしい3種類のクッキーの詰め合わせです。

 香り高いバニラのクッキーで爽やかな酸味のある杏のコンフィチュールをサンドした“バニーレ”はしっとりとした口当たりの優しいクッキー。チョコレートクッキーでホワイトチョコレートを挟んだ“ショコラーデ”はコリッとした歯ごたえと、カカオの香ばしい風味がたまりません。

 そして、シナモンや柑橘類の風味のクッキーでラズベリージャムを挟んだ“リンツァー”。オーストリア北部の街、リンツ発祥のお菓子で、複雑かつ洗練された味の焼き菓子です。

 それぞれの完成度の高さはもちろんなのですが、この3つのクッキーの組み合わせがまた、さすがなのです。3種類をひとつずつ食べると、「ああ、どれもおいしかった!」と、贅沢をした満足感が得られます。

 ヨーロッパの王室の人たちが愛したティータイムの優雅なひとときを再現してくれるような味です。

予約がベターなクッキーだからこその価値!

 ここのクッキーはひとつひとつ手作りで焼き上げていて、時間帯によっては品切れのときもあるので、私はいつも予約をして買いに行きます。

 ひと手間をかけないと手に入らないというところも、手みやげとしてポイントは高いですよね。

 そのことを強調するのは野暮だと思うけど、さらっと、「きのう予約しておいたんです」とひとこと添えてお渡しするのはいいと思います。もらった人は、自分のことを特別に大切にしてもらったようで悪い気はしないはずです。

 テーベッカライ“クライン”の3種類に、マンデルン(キャラメリゼしたアーモンドと岩塩のクッキー)を加えた4種類のクッキーの詰め合わせのテーベッカライ“グロース”(4,900円)もあります。

 取引先への挨拶など、きちんと感とおしゃれ感と両方が必要で、先方の人数が多い場合は“グロース”がおすすめです。

銀座 ハプスブルク・ファイルヒェン
所在地 東京都中央区銀座7-8-7 GINZA GREEN7F
電話番号 03-5537-3226

肱岡香子(ひじおか きょうこ)
フードスタイリスト。雑誌、書籍、テレビ番組などで活躍。『東京手みやげ美人』(講談社)では、大好きなお菓子をシチュエーションや相手に応じて“手みやげリスト”として紹介。

肱岡香子

最終更新:7/6(水) 12:01

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