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【MLB】ドジャース・前田、新人王の可能性はあるか? カーショウ離脱で先発の柱を期待

ベースボールチャンネル 7/7(木) 12:10配信

ナリーグ新人王最有力は将来のスター候補

 メジャー全30チームがシーズンの半分にあたる81試合以上を消化した。米ヤフースポーツのジェフ・パッサン記者は現時点での各個人タイトルを選出。日本人大リーガーではドジャース・前田健太が唯一「新人王」部門の2位に入った。

「前田はドジャースの先発ローテーション全体を保護している。5月は不調に陥ったが、復調して6回を安心して任せられる先発投手だ」

 同記者は前田への高い評価を並べた。
 確かに4月は3勝1敗、防御率1.41の好スタートを切ったが、5月に1勝2敗、防御率5.04と失速した。相手チームの研究にあい、スライダーを見極められるケースが目立ち始めた。だが、それを上回る適応をみせ6月は3勝2敗、防御率2.52と復調。ここまで17試合に投げ、7勝6敗、防御率3.07と堂々の数字を残している。そしてエース左腕のクレイトン・カーショウが負傷離脱した今、名門チームの新たな大黒柱としてローテーションの中心を託されている。

 ちなみに現時点でのナリーグ新人王部門トップはチームメートでもあるコリー・シーガー。打率.305、17本塁打、41打点で、将来のスーパースター候補と目される22歳の遊撃手だ。オールスター選出も確実視されており、シーガーを上回るのは容易ではない。

 3位はアレドミス・ディアス(カージナルス)。25歳の遊撃手で打率.313、11本塁打、42打点とシュアな打撃には定評がある。次点は開幕直後に本塁打を量産したトレバー・ストーリー(ロッキーズ)。打率.264、19本塁打、50打点ながら、リーグ断トツワーストの106三振の印象が悪い。

15年ぶり新人王なるか

 5日のオリオールズ戦は4回0/3を7安打4失点で敗戦投手となった。次は前半戦最終戦となる10日のパドレス戦先発が発表されている。カーショウの復帰時期にはまだ目処が立たず、そのまま中4日で後半戦開幕投手を任される公算が高い。首位ジャイアンツを5ゲーム差で追うドジャース。その中心として活躍すれば、絶好のアピールとなるはずだ。

 ちなみに他タイトルの上位は以下の通り。

 ▼アリーグMVP
 1 マイク・トラウト(エンゼルス)
 2 ホセ・アルテューベ(アストロズ)
 3 デービッド・オルティス(レッドソックス)

 ▼ナリーグMVP
 1 クレイトン・カーショウ(ドジャース)
 2 マット・カーペンター(カージナルス)
 3 クリス・ブライアント(カブス)

 ▼アリーグ、サイ・ヤング賞
 1 クリス・セール(ホワイトソックス)
 2 ダニー・サラザー(インディアンス)
 3 コール・ハメルズ(レンジャーズ)

 ▼ナリーグ、サイ・ヤング賞
 1 クレイトン・カーショウ(ドジャース)
 2 ホセ・フェルナンデス(マーリンズ)
 3 ノア・シンダーガード(メッツ)

 ▼アリーグ新人王
 1 マイケル・フルマー(タイガース)
 2 ノマー・マザラ(レンジャーズ)
 3 クリス・デベンスキ(アストロズ)

 ▼アリーグ、カムバック賞候補
 イアン・デスモンド(レンジャーズ)
 C・C・サバシア(ヤンキース)
 マイケル・ソーンダース(ブルージェイズ)

 ▼ナリーグ、カムバック賞候補
 ウィル・マイヤーズ(パドレス)
 メルビン・アップトンJr(パドレス)

 日本人の新人王は、過去に95年野茂英雄(ドジャース)、00年佐々木主浩(マリナーズ)、01年イチロー(マリナーズ)の3人で、ここ14年間は出ていない。15年ぶりのタイトルはなるか、後半戦のさらなる奮投が待たれる。

ベースボールチャンネル編集部

最終更新:7/7(木) 16:00

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