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獅子奮迅の活躍もEURO敗退のベイル ウェールズ代表史上初の4強躍進に「満足しなければいけない」

Football ZONE web 7/7(木) 7:47配信

ラムジーの出場停止が痛手に サポートの脆弱性際立つ

 躍進を遂げたウェールズの旅路が終わりを告げた。欧州選手権(EURO)準決勝のポルトガル対ウェールズの一戦は、FWクリスティアーノ・ロナウドの1得点1アシストによりポルトガルが2-0で完勝。2004年大会以来2度目の決勝進出を果たした。

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 敗れたウェールズのFWギャレス・ベイル(レアル・マドリード)は敗退に肩を落としたが、58年ぶりのメジャートーナメントで世界中に驚きを与えたことで自信を深めている。英公共放送「BBC」が選手のコメントを伝えている。

ウェールズはベイルと並ぶチームの大黒柱MFアーロン・ラムジー(アーセナル)を累積警告による出場停止で欠く厳しい戦いとなった。後半4分にセットプレーからロナウド、さらに同7分にはロナウドのシュートをゴール前のFWナニ(ベジクタシュ)が角度を変えて追加点をゲット。だが、個々の能力で圧倒的に見劣りしたウェールズのチャンスはベイルの個人技を頼り。背番号11の圧倒的な能力で再三ゴールに迫るも、サポートは乏しかった。中盤の底に戻りビルドアップ、サイドに開いてチャンスメーク、50メートルのドリブル突破からシュートと鬼神の働きを見せたが、ポルトガルゴールを破るには至らなかった。

 試合後、ベイルは敗退という結果を「ファイナルまであと一歩というところで、非常に残念」と振り返っているが、それ以上に初出場で世界の4強入りを果たした母国の躍進に手応えを掴んでいたようだ。

次の目標は2018年ロシア大会出場

「しかし、僕らは満足しなければいけないね。僕らにとって誇らしい瞬間だ。多くのことを成し遂げた。僕らはプライドと情熱を持っていた」

 準々決勝のベルギー戦同様、スタジアムに駆けつけたサポーターの数は対戦相手のポルトガルよりも少なかった。それでもスタンドからは大きな声援と大合唱が送られ、選手を後押しした。これにはベイルも感動した。「ファンは世界一。彼らのためにも勝ちたかった。家で応援してくた全てのファンや応援に駆けつけてくれた全てのファン、彼らの振る舞いに感謝したい」と感謝の言葉を送った。ベイル自身も敗北後は潔かった。レアルの同僚クリスティアーノ・ロナウドとピッチ上で長々と話し込んだ。健闘を称え合い最後は握手と抱擁で別れた。

「僕らはこの経験を生かして、将来に目を向けている。僕らは自信を手にした。1つのトーナメントだけで終わりたくない。僕らは重要な局面を迎えている」

 次なる目標は実に60年ぶり2度目となるワールドカップ出場だ。EURO4強という自信を胸に18年ロシアW杯に向け、再びウェールズが快進撃を見せることはできるだろうか。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:7/7(木) 8:00

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