ここから本文です

ドイツ相手にW杯8強のリベンジ成功! “134億円の男”ポグバ「あの敗戦を忘れなかった」

Football ZONE web 7/8(金) 10:20配信

後半25分にフランスの2点目をクロスで演出

 “1億2000万ユーロの男”は、世界王者ドイツへのリベンジ達成に喜びを爆発させた。現地時間7日の欧州選手権(EURO)準決勝でフランス代表は2-0でドイツに勝利。先発フル出場してチームの2点目を演出したMFポール・ポグバは、「2年前の敗戦を忘れてはいなかったんだ」と語っている。フランス紙「レキップ」が報じた。

【随時更新】EURO2016を彩る欧州の美女サポーター写真集

 ディディエ・デシャン監督が率いるフランスは、2014年のブラジル・ワールドカップの準々決勝でドイツと対峙した。しかし、前半に1ゴールを許すと最後まで追いつくことができずに0-1で敗れていた。ポグバは、その試合のリベンジを期してこの準決勝に臨んでいたと語った。

「最高に素晴らしく、完璧なチームだ。僕らは誰もが2年前にワールドカップの準々決勝で彼らに敗れたゲームを覚えている。それから長い時間を経て、僕らは成長し、より成熟してきた。世界で最も強いチームを相手に、僕らは最高のディフェンスを見せた。全ては頭の中でイメージしていたことだけれども、夢であり目標でもあった。この勝利は本当に嬉しいよ!」

 この日のポグバは、MFブレーズ・マテュイディ(パリ・サンジェルマン)とのダブルボランチでスタートした。ボール保持率で圧倒される展開のなかで攻撃への関与はあまりできなかったが、強靭な身体を生かしたプレーでドイツの攻撃を寸断した。そして、1-0でリードした後半25分過ぎにデシャン監督がMFエンゴロ・カンテを投入して3ボランチにシフト。中盤のディフェンスに余裕が生まれると、持ち前の前方への進出力を発揮した。

決勝ポルトガル戦「優勝したら踊りたい」

 同27分、フランスは敵陣のペナルティーエリア内までプレスをかけるとマテュイディが相手DFジョシュア・キミッヒ(バイエルン)からボールを奪い取った。左サイドのペナルティーエリア外側でボールを受けたポグバは、相手DFシュコドラン・ムスタフィ(バレンシア)と対峙。右足を浮かせてフェイントを数回かけると、ムスタフィが足を出した瞬間を見逃さずに縦に突破。左足でのクロスを送り込んだ。これは相手GKマヌエル・ノイアー(バイエルン)に弾かれたが、こぼれ球をFWアントワーヌ・グリーズマン(アトレチコ・マドリード)が押し込んで貴重な追加点を挙げた。

「左足でのクロスは合わなかったけど、グリーズマンがそこにいてくれた。ヴェロドローム(マルセイユのスタジアム)で2-0で勝てるなんて最高だ。サッカーの素晴らしさを感じた瞬間だったよ。もう、いても立ってもいられないような気持ちだけど、優勝したら気持ちよく踊りたいね」

 試合後にスタジアムを埋めた地元の大観衆とともに、今大会躍進のアイスランドが“儀式”としていた選手とサポーターが一体になる手拍子を模倣したフランス代表。その高揚感そのままに、ポグバは語った。フットボール史上最高額の移籍金1億2000万ユーロ(約134億円)でマンチェスター・ユナイテッドが獲得に乗り出していると言われている男は、2000年大会以来の欧州の頂点に母国フランスを導き、狂喜乱舞する姿を見せてくれるだろうか。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:7/8(金) 10:20

Football ZONE web