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「我々がフランスより優れていた」 支配率65%の独代表レーブ監督がEURO4強敗退で負け惜しみ連発

Football ZONE web 7/8(金) 12:42配信

主力3人の欠場に加え、ボアテングも試合中に負傷「不運だった」

 指揮官の言葉に無念の思いがにじみ出ていた。ドイツ代表のヨアヒム・レーブ監督は0-2で敗れた欧州選手権(EURO)準決勝のフランス戦後、「我々のほうがフランスよりも優れていた」と負け惜しみを連発した。英公共放送「BBC」が報じた。

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 試合は前半アディショナルタイムにフランスがFWアントワーヌ・グリーズマン(アトレチコ・マドリード)のPKで先制。グリーズマンは後半27分にもGKマヌエル・ノイアーが弾いたクリアボールを左足のつま先で押し込み2点目もゲットし、フランスがここまで5試合で1失点という鉄壁ドイツの守備を崩した。ボールを保持して攻勢に出ていたのはドイツだったが、開催国フランスが2-0で快勝した。

「私たちの方が優れたチームだった。いいボディランゲージを見せた。1対1でも素晴らしかった。不幸にも失点を喫した。不運だった」

 指揮官は試合をこう振り返った。ボール支配率は試合を通じてドイツ65%、フランス35%。パス本数はドイツ639本に対してフランスが半数以下の300本。たしかにボールを保持していたのは圧倒的にドイツだったが、シュート数の上ではドイツ17本、フランス16本と互角。ボールをいくらキープしても、得点を奪わなければ勝てないというサッカーの本質を示す典型的な展開となった。

 レーブ監督もチームの決定力の不足を指摘するが、実力ではフランスを上回っていたと言って譲らなかった。

14年W杯ブラジル大会優勝の王者は“連覇”ならず

「私たちにはチャンスがあった。残念ながら得点できなかった。運を持ち合わせていなかった。(EURO)2012年大会や10年(南アフリカ・ワールドカップ)で敗退した時は、他のチームがより優れていた。今日はそのケースではない。私たちがフランスよりも優れていた」

 MFサミ・ケディラ(ユベントス)とFWマリオ・ゴメス(フィオレンティーナ)が負傷。DFマッツ・フンメルス(バイエルン・ミュンヘン)が累積警告による出場停止と、ドイツは試合開始時点で主力3人を欠いていたドイツ。さらに後半にはDFジェローム・ボアテング(バイエルン)までも負傷交代という悲劇に見舞われた。指揮官の言うように不運が重なった世界王者は見事なまでの完敗を喫した。

 06年の代表監督就任以降、EUROでは今大会を含め準優勝(08年)と2度のベスト4(12年、16年)、W杯では優勝(14年)と3位(10年)を経験するなどメジャートーナメント5大会連続で準決勝進出という圧倒的な成績を残す名将も、フランスの地での敗北はそう簡単に受け入れられない様子だった。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:7/8(金) 12:42

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