ここから本文です

ドイツ撃破の立役者グリエーズマンが語る、“トラウマ”のPKへの想いと2点目の“狙い”

SOCCER DIGEST Web 7/8(金) 7:52配信

序盤はボールを引き出せずも、徐々に受けられるように。

 マルセイユのヴェロドロームが舞台となった7月7日のEURO2016準決勝、ドイツ対フランス戦。「事実上の決勝戦」と謳われた試合で主役となったのは、またしてもアントワーヌ・グリエーズマンだった。
 
 ラウンド・オブ16のアイルランド戦から主戦場となった4-4-1-1のセカンドトップに入った背番号7は、6分にドリブルとワンツーで敵陣を崩していきなりフィニッシュ。しかし、その後はかなり苦しんだ。ドイツが今大会初めて4-3-3を採用し、グリエーズマンはアンカーのバスティアン・シュバインシュタイガーとCBのジェローム・ボアテング&ベネディクト・ヘーベデスに常にサンドされた状態になったため、いつものように2ライン(DFとMF)間でボールを引き出せなかったのだ。
 
 ボールに触れずリズムが掴めなかったのか、たまに前を向けてもキックやタイミングがずれ、上手く攻撃を加速させられなかった。
 
 しかし、ポジションをやや開き気味にしたことで、徐々にだが相手のSB、CB、インサイドハーフの狭間などでボールを受けられるようになる。35分には中央からのドリブル突破で直接FKのチャンスに繋げれば、41分には左サイドで惜しいシュートを放った。
 
 そして、前半終了間際にはバスティアン・シュバインシュタイガーのハンドで得たPKのキッカーに。5月28日のチャンピオンズ・リーグ決勝の失敗が頭を過ぎったに違いない場面だが、グリエーズマンは世界最高のGKマヌエル・ノイアーの逆を突いて、きっちり左上に決めた。
 
 先制してより慎重になった後半のフランスは、さらに受け身の態勢になり、グリエーズマンも守備に追われる時間が長くなる。
 
 しかし、一瞬の隙を見逃さなかった。72分、敵ゴール前でベネディクト・ヘーベデスが出した安易なパスを見逃さずカットしたフランスは、左サイドからポール・ポグバがクロスを供給。そして、オリビエ・ジルーがノイアーと競り合った後のこぼれ球が、グリエーズマンの前に。これを冷静に左足で押し込んだ。
 
 このままフランスは世界王者ドイツを2-0で下し、優勝を果たしたEURO2000以来、4大会ぶりの決勝進出を果たした。その最大の立役者がグリエーズマンであることには、疑問を挟む余地がない。
 
 92分に時間稼ぎのためにベンチに下がる際には、ヴェロドロームを埋めたフランス国民から「グリエーズマン! グリエーズマン!」の大合唱が巻き起こった。

【EURO2016】スター選手たちの“綺麗すぎる””妻&恋人たち

1/2ページ

最終更新:7/8(金) 17:26

SOCCER DIGEST Web

Yahoo!ニュースからのお知らせ

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

北朝鮮からの脱出
北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。