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成人男性の倍以上? シンクロ選手が1日に摂取する驚きのカロリーとは

THE ANSWER 7/9(土) 11:01配信

オリンピアンが語る食事の重要性

 スポーツの祭典、オリンピックに出場したアスリートは、食事に対して非常に高い意識を持っている――。アスリート応援メディア「Sports Japan Gather」が開催したセミナーに、シンクロナイズドスイミング北京五輪代表の青木愛さん、スピードスケート・ショートトラックで計3度の冬季五輪出場経験のある勅使川原郁恵さんらが登壇。現役時代にパフォーマンスを発揮するためには「よく食べること」が重要だと語っている。

 勅使川原さんは2006年トリノ冬季五輪後に現役引退し、フードアナリストなど食事に関係する資格を取るなど、健康と食をテーマに講演などを開いている。今回開催された「アスリートの身体を作る! ヘルスケアセミナー」では青木さんがモデレーターとなり、スポーツを動かした後に摂取する栄養素の重要性などを説明した。

 そのセミナーの中で参加者の大きな関心を集めたのは、2人が現役アスリート時代に口にしていた食事量の徹底ぶりだった。勅使川原さんが「私は成人一般男性の方と同じくらいの1日2000キロカロリーを摂っていましたが、青木さんはメディアではなかなか伝わらない苦労があったようですね」と話すと、青木さんはこのように話した。

シンクロ選手の驚愕の摂取カロリーは…

「そうですね。シンクロって、とてもカロリーを使う競技なんです。私の場合は現役時代、4500キロカロリーを摂取していましたから」

 一般的に普通に生活する一般成人男性の1日の目安摂取カロリーが約2000キロカロリー、女性が約1700キロカロリーと言われている。ショートトラックに励んでいた勅使川原さんも男性並みの食事をしていたのだが、青木さんの話した4500キロカロリーは一般男性の倍以上の計算となる。

 シンクロナイズドスイミングは陸の上よりも肉体への抵抗が高い水の中で全身をアクロバティックに動かさなければならない競技だ。そのため練習時に消費するカロリー量は他競技に比べても図抜けて高い。

 強度の高いトレーニングをした後は肉体疲労で食欲がわかないこともままあるが、自動車にとってのガソリンと同じで、炭水化物やタンパク質などを摂取しないと“ガス欠”に陥ってしまう。そのため青木さんは五輪開催期間中に、こんな工夫をしていたという。

“動かない体作り”は禁物

「選手村で出る食事だけではカロリーが足りないんですよね。ジップロックにお米を何キロも入れて、練習が終わってすぐのタイミングなどで食べるようにしていましたよ」

 競技の違いはあれど、勅使河原さんも「食事はトレーニングの一つ。食べたものがパフォーマンスに直結します。食事によっては“動かない体作り”をしてしまうことがあります。それだけに食に対してもしっかりと考えて、動く体を作ってもらいたいと思います」と話している。

 トップアスリートにまでの上り詰めたいのならば、青木さんのように食事とも真摯に向き合っていく必要性がありそうだ。

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer

最終更新:7/9(土) 11:08

THE ANSWER

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