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これからの時代に求められる、「深速思考」とは?

ライフハッカー[日本版] 7/9(土) 21:10配信

”先進国で高い給料を払われ続ける仕事とは、新しいコンセプトを生み出すような、「創造的で非定型的な仕事」だけになっていかざるを得ません。つまり、これからのビジネスパーソンには、これまで重宝されてきた、既知の知識を素早く吸収する「効率的に学ぶ力」よりも、新しい知識をつくる「深く考える力」のほうがいっそう求められるようになるのです。(「はじめに」より)”

そう主張するのは、『深く、速く、考える。 「本質」を瞬時に見抜く思考の技術』(稲垣公夫著、クロスメディア・パブリッシング)の著者。おもに製造業を対象として、リーン製品開発(トヨタ生産方式を基盤とするメソッド)や経営戦略のコンサルティングを行っているという人物です。

そんな著者は「深く考えること(深速思考)」について、「高いIQ」や「高度な専門知識」を必要とするものではないといいます。なぜなら、それらは独立したものだから。高度なテーマであっても、浅く(=表面的なことだけを)考えていては、思考力は高められないというのです。

また、深速思考では「日常的な問題を深く考えること」を繰り返すことによって、思考する力とそのスピードを鍛えていくのだとも主張しています。つまり本書においては、そんな考え方のエッセンスを凝縮しているということ。第1章「『深く考える』ってどういうこと?」のなかから、その好例を引き出してみたいと思います。

「高度な思考」はなにが高度なのか?

ご存知のとおり、人工知能(AI)の進化に大きな注目が集まっています。工場にロボットや自動機械が浸透し、事務処理や技術計算などの定型的業務もどんどんIT化されていますが、では、このまま進歩し続けたら本当に、人間が行っているすべての仕事をコンピュータが奪ってしまうのでしょうか?

こうした心配に対し、「知的に高度な仕事はまだまだコンピュータ化できないだろうから、ハイレベルな教育を受けて高い知識を身につけるべきだ」と考える人は少なくないはずです。しかし、ここで問題化されるべきは、「高度な知識や思考」とは、あるいは「人にしかできないこと」とはなんなのかということ。

そして、このことを考えるにあたっては、下図のように「高度な知識や思考」を「専門性の高さ」と「思考の深さ」の2つの軸に分解して考えればわかりやすいと著者はいいます。

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最終更新:7/9(土) 21:10

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