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激動の時代だからこそ、最低限知っておきたい「政治のしくみ」

ライフハッカー[日本版] 7/9(土) 23:10配信

知りたいという気持ちはあっても、人には聞きづらかったりして、知る機会が意外に少ないのが政治の基本。事実、『“知ってるつもり“から抜け出す!!「政治のしくみ」がイチからわかる本』(坂東太郎著、日本実業出版社)の著者がニュース解説の仕事をするようになったのも、「政治がわからない」という質問をされる機会が増えたからだったのだといいます。


“例えば「国会は唯一の立法機関」という表現は中学校の教科書にも載っていますが、「立法」とは何かわかりますか?「法律を作る」ぐらいは理解できても、多くの人からすれば「守る」ものである法律を、「作る」とはどういうことなのか、ピンとは来ません。
「政府」という言葉でさえ、実態をつかむのは困難です。しかしニュースでは平然と「政府は」という主語を用います。これでは「政治がわからん!」となっても当然です。(「はじめに」より)”


そこで「政治」について納得できるよう、かみ砕いてまとめたものが本書だというわけです。第1章「政治の事で知っておきたい基礎知識」から、いくつかを引き出してみます。

選挙はなぜ行われるのか?

いうまでもなく、国民は豊かで安全な生活を送りたいと願っているもの。しかし「安全」ひとつとっても、さまざまなとらえ方があります。「警察の力を強くしてどんどん捕まえてほしい」と思う人もいれば、「争いの種になりそうな理由を社会から取り除いていく」ほうが先だという意見もあるわけです。

したがって、よい社会をつくるためには、なるべく多くの人たちがじっくり話し合い、いちばんいいと考えられる結論を全員一致で決めるのがベスト。とはいえ、日本人全員が一堂に会して話し合うことは不可能です。そこで、自分自身が代表となり、自分に賛同してくれる人の意見を反映する」か、あるいは「自分の考えに合った意見の持ち主を代表に選び、代わりに自分の意見を実現してもらう」ことが有効だと考えられるようになったのです。

だとすれば代表を選ぶ場合、選ぶ側も選ばれる側も、人数が多いほうがより好ましい結果が出るはず。そして、国民すべてが参加して「この人がいい」と決めたほうが、よりよい結果になるでしょう。選ばれる側も多数が名乗り出られるほうが、選ぶ側の選択肢も広がることになります。そして、「どのように選ぶか」にもいろいろな方法がありますが、「おそらくもっとも適切であろう」と今日の民主主義国家が選択しているのが「選挙」という方法。

もちろん選挙が絶対的だということではなく、たとえば有力な立候補者3人の票が35%、34%、31%と割れたら、もっとも多く票を得て当選した者(35%)を支持していない人々のほうが圧倒的多数になる(34%+31%=65%)など、問題もあります。

とはいえ選挙は、できるだけ多くの人が「選ぶ」「選ばれる」側として参加できることを前提として行われる、「代表として最適な人材」を見出すために、現時点でもっとも支持されている方法だと著者はまとめています。(12ページより)

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最終更新:7/9(土) 23:10

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