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阿部が6年ぶりの直接FK弾! 名手“アベッカム”の華麗な一撃で浦和が柏に快勝

Football ZONE web 7/9(土) 21:20配信

「何十年に1回のゴール」で先制した浦和がリーグ戦4連勝

 6年ぶりの一撃が浦和に勝利をもたらした。9日の浦和レッズと柏レイソルの一戦は、前半32分に浦和のMF阿部勇樹が直接FKで先制ゴール。後半5分にもFW李忠成が追加点を挙げ、2-0で勝利した。

英メディア選定「FKキッカー世界トップ5」 中村俊輔もランクイン

 キックの名手による久しぶりの一撃だった。前半32分、浦和はペナルティーエリア外側の左45度付近でFKを得ると、キッカーのポジションには左利きのMF柏木陽介と右利きの阿部の二人が立った。主審のホイッスルが鳴っても二人とも動かず、歩み寄って何事か話し合うと、柏木が助走をスタート。柏木はそのままキックせずに走り抜け、ワンテンポ遅らせて阿部が右足で直接狙った。壁の上を越えたボールは鮮やかな弧を描いて、U-23日本代表GK中村航輔が飛びついた手の先を抜けてニアサイドに吸い込まれた。

「何十年に1回のゴールでしたね(笑)。しっかり蹴って、入って良かったです。狙い通りでした」

 ジェフユナイテッド市原(当時)でデビューした頃からFKの名手として知られ、元イングランド代表MFデイビッド・ベッカム氏にちなんで“アベッカム”とも呼ばれていた阿部だが、近年は自身で直接狙う機会が減っていた。しかしこの日は右利きのキッカーの一人であるDF槙野智章が出場停止。自己アピールが強く、キッカーに名乗りを上げるタイプの槙野が不在だったこともあってか、右足で狙いやすい角度のFKに、阿部が自然とポイントに立った。

後半には興梠と李の鮮やかな連携で2点目

 実に2010年4月3日のリーグ第5節・湘南ベルマーレ戦以来、6シーズンぶりに決めた直接FKによるゴールは、FKでの通算9ゴール目になった。ゴール後は、この日スタメン出場していたアテネ五輪代表世代の盟友でもあるDF那須大亮に第二子が誕生したことを祝う「ゆりかごダンス」を披露。同じ1981年生まれの阿部から、最高のプレゼントになった。

 試合は後半5分にリオ五輪日本代表にオーバーエイジ枠で出場する興梠と李が鮮やかなコンビプレーを見せ、最後は李が左足ボレーでのループシュートを決めて浦和が1点を追加。そのまま危なげなく2-0で勝利し、ファーストステージのラスト2試合からの連勝を4に伸ばした。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:7/9(土) 21:20

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