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神経質な人にアウトドアライフは逆効果:研究結果

ライフハッカー[日本版] 7/10(日) 20:10配信

Inc.:以前、自然の中で過ごす時間が人の心理にもたらすメリットについて、これを裏付ける研究結果を数多く紹介しました。人のストレスを軽減し、幸福度を増す大自然の効果は、多くの研究で裏付けられています。それどころか、わずか1分足らずの時間、窓から外の緑を眺めるといったことでも、リフレッシュに役立つという研究結果が発表されているほどです。

このように、自然の中で時を過ごすメリットはさまざまな研究で立証されているわけですが、筆者としては、この結論に反する事例についても読者の皆さんにお知らせしなくてはならないと感じています。実は最近、そのような研究結果が発表されたのです。

新たな研究は、一般論として、自然で過ごす時間が多いほど良い効果があるとしながらも、この傾向には興味深い例外があると指摘しています。

神経質な人にキャンプ旅行は禁物?

「Quartz」の記事で、Olivia Goldhill氏が「Journal of Consumer Psychology」誌に先ごろ掲載されたある研究について紹介しています。それによると、特定の性格タイプの人にとっては、穏やかで静かに見える自然に囲まれた環境が、ストレスの軽減につながらず、かえって心の負担を増してしまうというのです。「神経質な人は、一般的に落ち着いているとされる環境よりも、むしろ不安を誘発するような環境で元気になる傾向があることがわかりました」と、Goldhill氏は記しています。

「人には、自分の性格に合った環境で気分が安定する傾向があります。ウディ・アレン映画監督のような神経質な人を思い浮かべてください。こうした人は、森の中に連れて行かれると、癒されるどころか、かなりの不快感を抱く可能性があります」と、この研究の主著者であるKevin Newman氏はコメントしています。

これはなぜなのでしょう? 研究チームが考えているのは、人は一般的に、自分の予測の範囲内に収まってる状況に対処するほうがストレスを感じないのではないか、という仮説です。つまり、車のクラクションが響き渡り、赤の他人と押し合いへし合いを繰り広げるような都会の環境に慣れた神経質なタイプにとっては、その環境のほうが落ち着くというわけです。

つまり、そよ風に木の葉がこすれる音を聞いただけで、お腹を空かせたグリズリーが木の後ろに潜んでいるのではと恐れるようなタイプの人は、自然に囲まれた環境ではとても落ち着いていられないわけです。それよりも、地下鉄がレールの上を走るガタゴト音が頭のなかで鳴り響くような都会のほうが安らぎを感じられるのです。

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最終更新:7/10(日) 20:10

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