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「クリエイティヴに普通の人はいらない」クリエイティブ塾 Vol. 3:編集者・菅付雅信さん

ライフハッカー[日本版] 7/11(月) 19:10配信

ライフハッカー[日本版]編集長の米田智彦が開催する「クリエイティブ塾」は、編集者としてのクリエイティヴマインドを育成するワークショップです。今回は編集者の菅付雅信さんに「現代のメディア人・クリエイターに必要なこと」をお話していただきました。今回はその中から、「メディア業界に求められる、“特別な人“になるために必要なマインド」をご紹介します。



菅付雅信(すがつけ・まさのぶ)
編集者/株式会社グーテンベルクオーケストラ代表取締役。1964年宮崎県生まれ。法政大学経済学部中退。『コンポジット』『インビテーション』『エココロ』の編集長を務め、出版からウェブ、広告、展覧会までを編集し、コンサルティングやストラテジー立案を行う。書籍では朝日出版社「アイデアインク」シリーズ、「電通デザイントーク」シリーズ、平凡社のアート文庫「ヴァガボンズ・スタンダート」シリーズを手掛ける。2014年にアートブック出版社「ユナイテッドヴァガボンズ」を設立。2015年に株式会社グーテンベルクオーケストラを設立。下北沢B&Bにて「編集スパルタ塾」を開講中。多摩美術大学非常勤講師。著書に『はじめての編集』『物欲なき世界』等。NYADC賞銀賞受賞

1. ノーと言われてからがクリエイティヴ

菅付:『メトロミニッツ』という雑誌のクリエイティヴ・ディレクターをやっていたときに、羽田空港の新国際ターミナルができるので何かPRをやってほしいという話が来たんです。僕は「滅多にない出来事なので、新国際ターミナルでJALとANAのキャビン・アテンダントを一緒に撮影したい」と提案したんです。そうしたら、空港の広報担当者に「バカなことを言わないでくださいよ。絶対ありえない」と言われてしまったんです。

ご存知のようにJALとANAはバリバリのライバル同士。もちろん、合同撮影なんて今までにやったことがなかった。僕はそこで「それならトライしよう」と思った。

米田:どうやって実現したんですか? 担当者からダメだって言われた状況の中で。

菅付:まず、写真家の篠山紀信さんを口説きました。「先方からダメだと言われているけど、篠山さんの名前を使ったら今までに誰もやったことがない、JALとANAの合同撮影ができるんじゃないかと思って」と伝えたら、「お前、またバカなこと考えるもんだな」と言われたけれどOKしてくれて。JALでは以前、篠山さんがキャビン・アテンダンドをモデルにしたカレンダーの撮影を依頼していたので、「篠山さんが撮るならいい」となり、ANAも「篠山さんでJALもやるというなら出る」となったんです。

米田:撮影はうまくいったんですか?

菅付:JALとANA、両方の広報部長さんらが来ていて、永遠のライバル同士なので、独特の緊張感がありました。篠山さんが撮影しているときは和やかなんですけど、それぞれのカットが終わった瞬間にそれぞれの陣地にパーッと離れていってしまう。すごい緊張感でしたよ。

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最終更新:7/11(月) 19:10

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