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【7月11日~13日セ・パ第25節展望】オールスター前最後の3連戦、DeNAと中日、Aクラスを懸けた戦い

ベースボールチャンネル 7/11(月) 13:23配信

<セリーグ>

3位・DeNA(5勝1分)-3位・中日(5勝1分) 横浜
 同率3位を争う両者。今後を占う意味でも重要な1節になる。3連勝のあと前節、3連敗を喫したDeNAは踏ん張りどころだ。初戦の先発はベテランの三浦が今季初登板を果たす。これまで兼任コーチとしてチームに帯同しており、遂に9連戦の最終節にチャンスが回ってきた。ベテランの意地を見せ、24年連続勝利の記録更新なるか。2戦目は山口の予定だったが、9日の練習中に足首をひねた影響が心配される。代役を立てるかどうか。飯塚ら若い力で乗り切りたい。野手陣は振れている。復調した梶谷が3番に入り、打線に厚みを加えている。やや1番の桑原の状態に陰りが出てきたが、乙坂ら代役もたくさん候補がいる。今は打線が頑張り時、投手陣をカバーしたい。

 一方の中日は前節を負け越した。良い調子で来ていただけに、ここは立て直したい。初戦の先発は中4日でバルデスが上がる。今季3度目の中4日の登板だ。過去2度は勝利こそ挙げられていないものの、長いイニングを投げており、問題ないとみる。2戦目はエースの大野が先発。前回登板は4失点で負け投手になった。今回は同じ轍を踏まないようにしたい。同じ侍JAPANの筒香との対決は見ものだ。打線は4番のビシエドが好調をキープしている。彼をいかに生かしていくか。10日の試合では森野が今季初本塁打。ナニータが負傷退場しただけに、打線にとっては頼もしいベテランの復調だ。

<パリーグ>

6位・オリックス(3勝)-2位・日本ハム(6勝) 京セラD大阪

 前節、1カ月ぶりとなるカード勝ち越しとなったオリックスは、この勢いを保持して最下位脱出へ勝利を重ねたい。初戦の先発はミッシュが来日初先発を果たす。2月23日に支配下登録。中継ぎで2試合の登板は果たしているが、ファームで先発として調整。チャンスを得た。左腕から制球に定評があり、好調・日本ハム打線を抑えることができるか。2戦目はおそらく西になるだろう。前回登板のソフトバンク戦では8回を零封。2連勝中で調子も上々だ。打線は、前節は糸井が躍動し、チームをけん引した。おそらく、今節は徹底マークを受けるだろう。カギになるのは4番・T-岡田になる。調子を落としていたが、10日の試合で2本の2塁打をマーク。きっかけをつかんでいる。1番の西野の状態が上向き、安達も悪くない。主砲の大事な場面での一発を期待したい。

 日本ハムは破竹の14連勝と勢いが止まらない。前節は好調のロッテに3連勝を挙げて、首位ソフトバンクを叩くうえで好位置につけている。初戦の先発は吉川が上がる。先週登板予定だったゲームが流れ6月28日以来の登板になる。対オリックス戦は、今季3勝と相性がいい。なかなか調子が上がらない吉川にとっては、チーム状態と相性の力を借りたいところだ。2戦目はおそらくメンドーサだ。今季オリックス戦は初先発になる。打線は申し分ない。投手として指のマメをつぶした大谷の状態が心配されるが、無理をする必要はない。岡、西川、陽の外野陣が好調。10日の試合では主砲・中田にも適時打が出た。心配はなさそうだ。投手戦、乱打戦、劣勢の試合、どんな試合展開でも勝ちきれる強さが現在はある。オールスター前の最終節をいい形でフィニッシュしたい。


5位・西武(6勝1分)―4位・楽天(7勝1分) 西武プリンスドーム

 3位争い・CS争いに食い込んでいくためにも、どちらも3連勝を狙いたいだろう。ホームの西武は状態が最悪だ。6月12日以来、カードの勝ち越しがなく、リーグ再開後は先発投手が1勝も挙げていない。投打のバランスがうまくいっていない状況だ。初戦の先発は、エースの岸が上がる。前回登板のロッテ戦では、涌井と投げ合い好投を見せた。勝利は目前に近づいているといえるだろう。岸が先発投手陣の勝利を挙げることで、チームの空気を換えてもらいたいところだ。2戦目のポーリーノはいまだ勝利がないものの、こちらも内容が勝利に近づいてきている。3戦目は高橋光が控え、先発投手陣で3連勝を飾りたい。打線は状態が悪くないわけではないが、うまくつながらない。今までの固定概念を外し、中村、メヒアを5、6番に配して、浅村を4番起用するのも一つの手かもしれない。チーム打率は好調の日本ハムに次いでいる。下位に沈むようなチームではない。

 楽天は初戦の先発に5月21日以来となるレイが復帰する。今季は3試合に先発して未勝利だが、戦力になることができるのだろうか。相手先発がエースを立ててくるだけに、序盤からの大量失点は避けたい。2戦目は塩見、3戦目は釜田が濃厚。塩見は前回登板の日本ハム戦では7失点で敗戦投手になった。3戦目の釜田は雨天中止により、登板間隔はあいているが、調子はいいほうだ。初戦を何とか取って、3連勝を狙いたい。打線は、10日の試合は3番に入った今江、5番・銀次が好調。西武戦に強い4番ウィーラーと軸はしっかりしている。岡島、藤田でチャンスメークして確実に得点を挙げたい。下位打線はやや物足りないが、ルーキーのオコエや足立、ケガで離脱中の茂木の穴を争っている遊撃手二人の奮起を期待したい。


氏原英明

ベースボールチャンネル編集部

最終更新:7/11(月) 13:36

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