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不発の“仏ジョーカー”が偉業達成!? 欧州クラブ以外の所属選手としてEURO決勝に史上初の出場

Football ZONE web 7/11(月) 13:50配信

ヒーローになり損ねたジニャク 後半終了間際の一撃はポストに嫌われる

 欧州選手権(EURO)決勝はポルトガル代表が1-0でフランス代表を下し、大会初優勝を飾った。この試合で不発に終わったフランス代表のスーパーサブが、隠れた偉業を達成した。

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 フランスのディディエ・デシャン監督は、後半33分にオリビエ・ジルー(アーセナル)に代えて、ここまで不発が続くFWピエール=アンドレ・ジニャクを投入した。ジニャクはメキシコリーグのティグレスに所属。スペイン地元紙「マルカ」は、ジニャクが欧州リーグに所属しない選手として、EURO史上初の決勝出場を果たしたとレポートしている。

 ジニャクはヒーローになり損ねた。後半アディショナルタイム、DFパトリス・エブラが左サイドからグラウンダーで入れたボールをキープすると、鋭いターンと切り返しで相手DFペペ(レアル・マドリード)を翻弄。飛び出してくるGKルイ・パトリシオ(スポルティング)のニアサイドを右足で狙ったボールは、バウンドしながらゴールへ飛んだがポストに弾かれた。まさにラストプレーでホスト国に栄光をもたらす寸前だった。

メキシコで得点王を獲得し人気沸騰

 30歳のストライカーは、2010年から15年までフランスの強豪マルセイユでプレー。155試合59得点を挙げているストライカーは、今季メキシコリーグでフランス人として初の得点王に輝いた。

 レアル・マドリードFWカリム・ベンゼマが同僚の恐喝容疑で被告となり、メンバー選出を見送られたこともジニャクの本大会出場を後押しすることになったが、メキシコでは人気は沸騰中。「ジニャクマニア」が増殖し、名前入りのマフラーは「ホットケーキのように売れている」とレポートされている。

 惜しくもフランスを欧州の頂点に導くことはできなかったが、祖国から遠く離れた中米メキシコの地で輝きを放つジニャクは、EUROの歴史に名前を刻むことになった。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:7/11(月) 13:50

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