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迷将ホジソン氏の後任に衝撃案 中田氏を指導した前時代的戦術の老将アラダイスが英代表監督候補

Football ZONE web 7/11(月) 22:36配信

英紙報じる ベンゲル招聘は困難

 欧州選手権(EURO)をベスト16で終え、ロイ・ホジソン前監督が辞任したイングランド代表新監督候補に、かつて元日本代表MF中田英寿氏を指導したサンダーランドのサム・アラダイス監督とボーンマスのエディ・ハウ監督が本命に浮上している。英紙「テレグラフ」によると、イングランドサッカー協会(FA)はイングランド人監督に狙いを定めているという。

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 アーセナルのアーセン・ベンゲル監督などの大物監督も候補に浮上したイングランド代表新監督の人事問題だが、同指揮官はアーセナルとの契約を1年残しており、現実的に招聘は困難となっている。

 難航する候補者選びに煮詰まったFAだが、やはり代表監督のポストは英国出身の指揮官に任せたい考えのようだ。

 新たに浮上したのは、これまでに複数のプレミアクラブを率いた百戦錬磨のアラダイス監督と、ボーンマスをクラブ史上初のプレミアリーグ昇格に導いた38歳のハウ監督の2人。

 有力候補と見られていたクリスタル・パレスのアラン・パーデュー監督は代表監督就任を拒否。次期候補の選定に時間がかかるとして、U-21を率いるギャレス・サウスゲイト監督を暫定指揮官として昇格させるプランも取り沙汰されていたが、同監督はこのオファーを拒否したと伝えられている。

ボーンマスの38歳監督も候補の一人

「ビッグ・サム」の異名を持つアラダイス監督は2005年のボルトン時代に中田氏を指導。ロングボールを多用する古典的な戦術を好みながら、ボルトン時代には国際色豊かなメンバー構成を好む指揮官として知られている。経験は申し分ないが、戦術的には見るべきところは少ない。これまでは中堅や残留争いのクラブでの経験が大半で、ビッグクラブを指揮した経験もない。得意のロングボール一辺倒の戦術で、英国をかつての「キック・アンド・ラッシュ」の時代に引き戻すべきなのか疑問も残る。EUROでは珍采配の連続で16強敗退の元凶となったロイ・ホジソン監督に続き、残念な人選になる可能性は高いが、FAは今週中に交渉を持つ可能性が浮上している。

 一方、29歳の若さで現役を引退して指導者へ転身したハウ監督にしても大舞台やビッグクラブでの経験はなくあまりに未知数と言えそうだ。

 9月4日からは2018年ロシア・ワールドカップ(W杯)予選がスタートするイングランドだが、 1996年に自国開催のEUROでベスト4に進出してからは、EUROとW杯の両大会を通じてベスト8の壁を一度も破れていない。低空飛行の続く“スリー・ライオンズ”復帰という課題を託されるのは、一体どの監督になるのだろうか。いずれにしても迷将ホジソンに続く、残念な人選に終わる危険性が高まっている。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:7/11(月) 22:36

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