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【7月11日~13日セ・パ第25節展望】広島の足対巨人・小林の肩に注目。ロッテは王者ソフトバンクに食い下がるか

ベースボールチャンネル 7/12(火) 12:33配信

<セリーグ>

1位・広島(5勝)―2位・巨人(6勝) マツダスタジアム

 首位を独走する広島はいい形で締めくくりたいだろう。その相手が、唯一負け越している2位・巨人とだけあって是が非でも勝ち越したい。初戦先発は6月の月間MVP(投手部門)に輝いた野村が上がる。現在6連勝中で抜群の安定感を誇る。2戦目は黒田が濃厚だ。前回登板では自責点2にまとめたものの負け投手となった。日米通算200勝がかかっている今回の登板にかける意気込みは強いはずだ。打線は前節の阪神戦で3試合24得点を挙げ、阪神投手陣を粉砕する力の違いを見せつけた。田中、菊池、丸、新井、鈴木らの打率はもちろん、出塁率もいいのが大きい。おまけに足を使える選手が多いので、攻撃にスキがない。

 巨人は前節、3連勝で2位に浮上。首位・広島への挑戦権を得た。初戦先発の内海は4連勝と勢いに乗っている。投球リズムがいい分、チームが乗りやすい。2戦目は田口が先発するだろう。6月は1勝もできなかったが、前回登板の阪神戦で好投し、苦しみから脱出した。また前節から復帰した小林誠の存在も大きい。足のある広島だが、小林の肩があるためそう簡単に走れない。加えてワンバウンド捕球も安定している。初戦は同級生・野村との対戦になり、本人も気合が入っているはずだ。打線はキャプテンシーが光る坂本、4番の長野が引っ張り、阿部らベテランが支えている。橋本や藤村、山本らの足を使った攻撃ができれば互角に戦えるはずだ。


5位・ヤクルト(6勝)―6位・阪神(4勝)長野、神宮

 下位に沈む2チームが対戦する。ヤクルトは前節勝ち越したものの、平日は負けが込むことが多く、安心できない。初先発の山中は3勝7敗と大きく負け越している。阪神戦は1度だけ登板があり、6イニングを投げて1失点で勝利投手。昨季も2勝を挙げて防御率1.84とやや得意としている。2戦目は館山か。復帰2戦目、調子は上がっていくかどうか。打線は山田がシーズン30発にリーチを掛けている。大引の欠場を若い西浦が必死に埋め、畠山の離脱を西田がカバーするなど野手陣の奮闘は光っている。投手陣が我慢して、自慢の打線で勝利を挙げたい。

 阪神は、前節3連敗。藤浪への不可解な采配が物議をかもし、金本監督の信頼が崩れ始めている。ここをどう乗り切っていくか。リーダーが出てこない空気をどのように打破していくかだろう。本来なら、キャプテンの鳥谷に期待したいが……捕手としての課題はあるものの、原口らメンタリティーの強い選手で打開したい。初戦の先発はメッセンジャーが上がる。チームで一番安定しており、ゲームを作ってくれるはずだ。2戦目はおそらく岩崎になる。3連敗中で6月に入ってからは勝ち星に見放されているが、そろそろ結果を残したい。チーム状態が最悪の中、どのように勝ちに結び付けられるだろうか。

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最終更新:7/12(火) 12:33

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