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「文系だから数字は苦手」とは限らない

ライフハッカー[日本版] 7/12(火) 22:10配信

“中学時代に連立方程式で躓(つまず)いた人、高校時代にサイン・コサインについていけず、理系の学部に進むのをあきらめた人----つまり根っからの“文系脳“の人は、社会人の7~8割程度を占めると考えられます。数字を扱うことや論理的に考えることが苦手でも、学校の勉強なら「不得意だから」「嫌いだから」で済むでしょう。しかし、社会に出たら、そうはいきません。(中略)ビジネスで計画した数字を達成する手立てを考える際などには、「数字が苦手だから」「考えるなんて面倒くさい」という言い訳は通用しないのです。(「はじめに」より)”


そう語るのは、『10戦9勝の数字の使い方』(深沢真太郎著、小学館新書)の著者。ビジネスパーソンの教育に活用できる「ビジネス数学」の第一人者であり、人材育成の仕事に携わっている人物です。そんな立場だからこそいえるのは、「ビジネスパーソン向けの数学に関する書籍や雑誌は役に立たない」ということだとか。数式がたくさん並び、数学の教科書の内容を説明しなおすものがほとんどで、「数学好き」でないと楽しめないものばかりだというのです。

そこで、「数学を学びなおすのではなく、数学的センスを身につけるための本」として書かれたのが本書だということ。第1章「『ビジネス数学思考』を身に付けよう」をチェックしてみましょう。

「文系だから...」という言い訳はやめよう

「文系だったので数字を使った説明は苦手です」というビジネスパーソンは少なくありませんが、著者はこの言葉にとても違和感をおぼえるのだそうです。その理由は2つ。

最初は、「文系・理系」という分類について。その分け方は学生時代にちょっとだけ使った便宜的な分類に過ぎず、ビジネスパーソンになってからは意識する必要がない概念だというのです。そしてもうひとつは、「文系」出身者のなかにも、数字を自在に操り、論理的に考え、仕事を前に進めていくビジネスパーソンがたくさんいるということ。つまり、「文系だったので苦手です」という物言いは、単なる思い込みから生まれた、論理的ではない主張だというわけです。


“「あなたは理系出身者だから、数学ができたはず」
「数学ができたということは、理系出身者だね?」
「文系出身者は、みんな数学が苦手だよね」
「数学ができなかったということは、あなたは文系出身者だね?」
「理系出身者なの? じゃあアタマいいんだね!」
「理系出身者のほうが就職に有利」
「理系出身者のほうが年収は高い」
(21ページより)”


どれもよく聞くフレーズですが、冷静に読めば、「そうとは限らない」論述ばかり。だからこそ著者は、企業研修の場などで必ず「文系・理系という言葉はもう口にしないでください」と伝えているといいます。ビジネスパーソンとして活躍するためには、思い込みを排除し、「文系だから」という言い訳をしないようにすることが大切だということ。(20ページより)

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最終更新:7/12(火) 22:10

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