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C・ロナウドを壊した男、仏司令塔パイェに驚きの移籍金 ウェストハム会長「29歳だが、133億円」

Football ZONE web 7/12(火) 13:35配信

EUROで大活躍のパイェについて「ビッグクラブが欲しがってもダメ」

 ウェストハムのデイビッド・サリバン共同会長が欧州選手権準優勝に貢献したフランス代表MFディミトリ・パイェについて「1億ポンド(約133億円)の価値がある」と断言。29歳の遅咲きの司令塔にフットボール史上最高額の移籍金を付けるという常軌を逸した価格設定で、ライバルに牽制を送っている。英紙「デイリー・ミラー」が報じた。

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 昨夏にマルセイユからウェストハムに加入したパイェは1年目のプレミアリーグで30試合9得点12アシストを記録。高精度のキックを武器とし、FKの名手としても一気にその名が世界に知れ渡った。母国開催となった欧州選手権(EURO)でもレギュラーとして7試合でプレーし、3得点を挙げる活躍を披露した。大会ベストイレブンにも選ばれている。

 レアル・マドリードなどからの関心もうわさされるパイェだが、サリバン会長は放出を断固として拒否している。そして、ベテランの域に入る29歳に尋常ならぬ移籍金を要求している。

「TV放映権収入もある。チャイナマネーを手にした欧州クラブもある。だが、パイェは売らない。残念だが、ビッグクラブが彼を欲しがってダメだ。彼の価値は1億ポンド。たとえ彼があの年齢(29歳)でもね」

 マンチェスター・ユナイテッドはユベントスのフランス代表MFポール・ポグバを史上最高額となる移籍金1億2000万ユーロ(約133億円)で獲得に動いているとレポートされているが、パイェにもそれと同等の価値があると主張している。29歳という年齢の選手にそこまでの大金を支払うクラブは、市場価値とかけ離れた高額の移籍金で選手を買い漁る爆買い軍団の中国ぐらいしかなさそうなものだが、サリバン氏は強気に値段を設定している。

引き止めにクラブ史上最高額の年俸も提示へ

「パイェは才能溢れる選手。現在の調子のままなら、おそらく世界最高のFKキッカーだ」と共同会長はその実力を絶賛。決して手放すつもりはないという意志を明確にしている。パイェに対しては、中国の蘇寧グループが買収し、潤沢な中国マネーを手にしているインテルなども関心を示しているという。多くのクラブからの魅力的なオファーが届けば選手も移籍に心が傾く可能性があるのでは、と問われても、歴代最高額の移籍金を提示されれば問題ないと強気の姿勢を貫いている。

「ノー。なぜなら彼は我々と契約している。彼が机を叩けて移籍を要求すれば、ばかげた6週間が待っているだけだろうね。だけど、彼の発言を信じるのであれば、残留を望んでいるはずだ。もしどこかのクラブが移籍金の世界記録を更新を望むのであれば我々も考えるだろう。それならば不公平ではない。不公平な交渉というのは、誰かが3000から4000万ポンドを持ってきて、選手が出て行きたいと思うような2倍の給料をオファーすることだ。我々はだまされることになる。それは受け入れられない」

 ウェストハムは今年2月、昨夏に交わした2020年までの契約をさらに1年延長している。会長も「我々は彼と新しい契約を交わした。今の活躍を維持すれば、クリスマスかシーズン終了後にはまた新たな契約をすることになる」と再契約延長に自信を見せている。新たな契約ではクラブ記録を更新する週給15万ポンド(約2000万円)を手にする可能性がレポートされている。

 一躍スターの仲間入りを果たした遅咲きのパイェ。EUROでも母国フランスをけん引する活躍を見せたが、決勝ポルトガル戦では相手のエース、クリスティアーノ・ロナウドに危険なチャージをお見舞い。左膝の故障で号泣退場に追い込んでいた。今後もウェストハムでプレーを続けることになるのだろうか。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:7/12(火) 13:35

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