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負傷交代に涙を流すC・ロナウドの顔に舞い降りた“蛾” EURO決勝のワンシーンが世界で話題に

Football ZONE web 7/12(火) 16:10配信

スタジアムに蛾が大量発生するハプニング

 欧州選手権(EURO)決勝でポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)は、前半25分に負傷交代する悲劇を味わった。しかしその際、会場のスタッド・ドゥ・フランスに大量に舞っていた蛾がロナウドの顔面に止まったことを、各界著名人が話題にしている。

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 試合序盤、フランス代表MFディミトリ・パイェとの接触でロナウドが左ひざを痛め、涙を流してピッチに座り込む。ロナウドは一度ピッチに戻ったが、前半25分に自らベンチに交代を要求する合図を送り、悔しさからなのか、キャプテンマークを一度投げ捨てた。その後、拾い上げてMFナニの腕に巻くと担架に横たわり、スタジアム中に拍手が鳴り響くなか運び出される無念の交代となった。

 19歳で母国開催のEUROに挑み、ギリシャに0-1と敗れてタイトルを逃した2004年大会と同じく、決勝のピッチで涙に暮れたロナウド。その姿にレアルの同僚であるウェールズ代表FWギャレス・ベイルも「軽傷であることを願いたい」とツイートするなど、全世界が悲劇を目にした。

 しかしそんな状況で、ロナウドの顔面に空気を読まない蛾がピタリと止まった。この日のスタッド・ドゥ・フランスは蛾が大量発生するハプニングに襲われており、ロナウドもその餌食となってしまった。

各国のコメディアンや歌手が“ネタ”に

 英国営放送「BBC」によると、このシーンは格好のネタとなっている。ジャーナリストのマーティン・ケルナー氏が「私の妻は『あの蛾はスタジアムの照明を消せば、どっかに行ってくれるはずよ』と言っていたよ」とイギリス人らしいジョークを飛ばし、またコメディアンや歌手がいち早く反応したという。

 アメリカ生まれのコメディアン、デイビット・バディールは「『ロナウドの蛾』。ギレルモ・デル・トロ監督による新たな映画の名前になるな!」と小粋なツイートをすれば、同じくコメディアンのリッキー・ジャーヴェイス氏も「僕はこの決勝戦を見てて退屈だったけど、蛾がロナウドの目に入らなかったことを感謝するよ」など、ちょっとした“大喜利”状態となった。

 またポルトガル系カナダ人でシンガーソングライターのネリー・ファータドも「月光が欠落し、蛾は次の素晴らしいものに移動したの。それは人工の光。それはロナウドが何か気になるものであり、偉大だからこそ。蛾はロナウドのもとへとトライしたの」と歌手らしい詩的な表現を使っている。

 当のロナウドは蛾が止まっても、あまりの悔しさからか全く気にしなかった。ピッチから去った後も試合途中からベンチに戻り、フェルナンド・サントス監督とともにテクニカルエリアに飛び出して、まるでロナウド自身も監督を務めるかのような熱血ぶりでポルトガルのEURO初制覇に陰ながら貢献した。蛾の存在をも忘れるほどの集中力は、CR7がなんとしてでも代表タイトルを渇望した象徴的な出来事なのかもしれない。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:7/12(火) 16:10

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