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「監督やるなら、解説やめろ!」アーセナル次期監督候補のアンリに知将ベンゲルが最後通告

Football ZONE web 7/12(火) 18:58配信

衛星放送局スカイと6年34億円のメガディールが足かせか

 アーセナルのアーセン・ベンゲル監督がアーセナル下部組織のコーチと解説者との二足のわらじを履く後任監督候補のティエリ・アンリ氏に「コーチを続けたければ、解説者はやめろ」と最後通告を出す方針だという。英紙「デイリー・メール」が報じた。

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 アーセナルの歴代最多得点記録を保持するアンリ氏は2014年12月に現役引退を発表。同時に解説者として英衛星放送局「スカイ・スポーツ」と6年契約で総額2500万ポンド(約34億円)という大型契約を結んで話題となった。

 さらに今年に入ってからはアーセナルの下部組織でコーチの経験を積みながら、UEFAのA級ライセンスを取得。新シーズンはU-18のコーチに昇格する可能性が浮上していた。

 クラブレジェンドのアンリ氏を自身の後継者という青写真も頭に描いているベンゲル監督はアンリ氏にキャリアの一本化を迫る方針だという。

 レポートによると、ベンゲル監督はコーチとして働き続けたいのであれば、解説者は辞めて指導者に専念すべきと感じているという。平日には選手を指導し、週末になれば解説者として選手に批判を飛ばす状況ではアーセナルのコーチは務まらないとしてコーチ専念を要求。今後、愛弟子に対してスカイ・スポーツかアーセナルかどちらか選択するよう迫ることになるとレポートされている。

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 欧州選手権でもアンリ氏は英公共放送BBCの解説者を務めた。「我々は(最後に失敗した)ダルミアンのミスを永遠に忘れないだろう。しかしながら、もし自分がイタリア人だったら、ザザの助走とペッレがゴールキーパーをバカにしようとしたことを忘れないだろう。何であんなことをしたんだ。彼らは枠内すらとらえなかった。あのミスは永遠に忘れないだろう」と舌鋒鋭く、準々決勝のイタリアとドイツのPK戦ではイタリア代表FWシモーネ・ザザとグラツィアーノ・ペッレの失敗を酷評していた。遠慮のない批評を続けていた。

 プレミアリーグクラブやUEFA管轄のコンペティションでも指揮をとれるUEFAのプロライセンス取得を目指しているアンリ氏。将来的な監督就任を目指し、下部組織の指導にも意欲十分だという。しかし、恩師ベンゲルから解説者との二足のわらじは禁じられることになるという。

 スカイと結んだ6年契約という大型契約が、指導者の道を歩む上で大きな足かせとなってしまうかもしれない。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:7/13(水) 9:46

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