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【甲府】エースの流出に、故障者続出…。試練を迎えた佐久間体制が狙うのは“V字回復”の再現!?

SOCCER DIGEST Web 7/12(火) 17:43配信

残留へのハードルは極めて高いが、指揮官には成功体験がある。

 第2ステージ・2節のFC東京戦を0-1で落とし4連敗となった甲府は、年間順位で降格圏の17位に沈み、J1残留へ厳しい立場に置かれている。
 
 幸い、残留圏内の15位新潟との勝点差は3だが、総得点(18)、総失点(35)はそれぞれ、リーグワースト3位と1位。攻撃に関しては、チーム総得点の半数近くを稼いできたクリスティアーノを失った影響を隠せず、ここ2試合でいまだ得点は奪えていない。元柏のドゥドゥを獲得したとはいえ、この先も苦戦は必至だろう。
 
 エースが抜けたオフェンス面以上に気掛かりなのは、チームの生命線とも言える守備面だ。得点力アップを目指した今季は、昨季よりも攻撃に重心を傾けた結果、その代償として守備に綻びが生じ堅守が崩壊。第1ステージ終了時の失点数(31)は昨季から9点増え、勝点を取りこぼしたケースも少なくなかった。
 
 また「怪我人がいて、慣れないポジションでプレーする選手がいる。できることをやろうとやってきたが、逆にチームが不安定になってしまった」と佐久間GM兼監督が言うように、第1ステージの中盤以降に、主力に故障者が相次いだのも追い打ちをかけた。
 
 すでに新井や津田、土屋らが怪我から戻ってきたとはいえ、“守備の要”でキャプテンの山本は第1ステージ・14節の鹿島戦で負傷後、いまだピッチに立てていない。今後もしばらくは、この大黒柱抜きでの戦いを余儀なくされるだろう。
 
 そんなチームを立て直そうと、佐久間GM兼監督は「新たな選手の獲得を含めてあらゆる手を尽くし、残留に向けて堅守速攻を確立させる」と、第2ステージへの戦いを見据える。残留へのハードルは極めて高いが、昨季に チームを“V字回復”させた指揮官にとっては、乗り越えられないものではないと感じているかもしれない。
 
 成績不振でシーズン序盤に契約解除となった樋口前監督(現・YS横浜監督)の後を引き継いだ昨季は、新たに獲得したFWバレーの活躍と山本、土屋、津田のベテラントリオを3バックの主軸に据えた采配が奏功し、堅守速攻が機能。シーズン序盤に6連敗を喫するなど、先行きが不安視されたチームを立て直し、結果的に3季連続の残留へ漕ぎ着けた。

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最終更新:7/12(火) 17:43

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