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世界に轟く浦和の阿部“入っちゃいましたね”FK弾! 伊紙が「日本のピルロ」と称賛

Football ZONE web 7/13(水) 16:45配信

柏戦で決めた一撃が「最高で素晴らしいフリーキック」と紹介される

 鮮やかな一撃は、海外でも素晴らしいFKとして紹介されている。イタリア紙「トゥット・スポルト」は9日の浦和レッズと柏レイソルのゲーム(2-0)で、浦和の元日本代表MF阿部勇樹が決めたFKを「アベ、日本のピルロ」と紹介している。

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 阿部は柏戦の前半32分、左サイド45度付近からのFKで直接ゴールを狙った。右足インフロントでカーブをかけたボールは、壁の上を越えると鋭くスライドしながら落ちてニアサイドを強襲。リオデジャネイロ五輪代表GK中村航輔が必死に飛びつくも、その手の先を抜けてゴールに突き刺さった。

 イタリアメディアにも高く評価された一撃は、「トゥット・スポルト」紙と同様にサッカー情報サイト「カルチョメルカート・コム」でも、「アベの最高で素晴らしいフリーキック」と動画で紹介されている。

 阿部は試合後に「いやー、入っちゃいましたね。あんなこともあるんだなって」とおどけたが、「距離的にも近すぎず遠すぎずだったので、しっかりとボールをミートできればという気持ちで蹴ったら、本当に(足に)乗っかった」と、キックの感触を振り返っている。

かつては“アベッカム”と呼ばれた名手

 日本のピルロと紹介された阿部は、浦和ではダブルボランチの一角を務める。ビルドアップ時には日本代表MF柏木陽介と縦関係になり、阿部が後方に入る。ショートパスを中心に攻撃を組み立てる柏木に対し、阿部は精度の高いロングパスでボールを左右に振ることが多い。そうした大きな展開を作る浦和のコンダクターでもある。

 ジェフユナイテッド市原(当時)で高校生Jリーガーとしてデビューした頃から、キック精度には定評があり、当時の世界で最高のFKキッカーと評判だった元イングランド代表MFデイビッド・ベッカム氏にちなんで“アベッカム”と呼ばれたこともある。近年はFKのキッカーを他の選手に譲ることが多かったため、直接FKでのゴールは2010年4月3日の湘南戦以来6年ぶり。この時は壁に当たって入ったものであり、ダイレクトに決めたものとしては09年10月3日の古巣ジェフ千葉戦以来となった。

 イタリアメディアでも絶賛された名手が決めた直接FK弾は、これが自身通算9点目の一撃となった。記念すべき10点目のメモリアルゴールも、鮮やかなゴールで期待したいところだ。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:7/13(水) 16:45

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