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投資の達人6人の9つの共通点とは

会社四季報オンライン 7/13(水) 21:16配信

 英国が欧州連合(EU)からの離脱を選択したことでマーケットは大きく荒れた。実際の離脱プロセスが始まるまでには時間があるため、マーケットはいったん落ち着きを取り戻したが、予断を許さない状況はまだまだ続きそうである。

 筆者は以前このコラムで、欧州大陸で4世紀から8世紀にかけて起きた民族大移動がローマ帝国を崩壊させたのと同様に、移民・難民の移動がEUを崩壊させるかもしれないと書いた。イギリスのEU離脱はヨーロッパに限った現象というよりも、世界的なスケールで起きているアンチ・グローバリゼーションの始まりかもしれない。

 この流れが加速すれば米大統領選挙でトランプ氏が勝利してもサプライズではない。過去のデータを検証すると、共和党が勝利した年に米国は大きく上昇する。しかし、今度の選挙でのトランプ氏の勝利は「アンチ・グローバリゼーション」と「鎖国主義」の勝利になるので、マーケットはネガティブに反応する可能性が高い。世界は今までの常識が通用しない新たなパラダイムに突入している可能性があるようだ。

■ 達人は大化け株をこうして掘り当てた

 今月紹介するのは日本在住の米国人投資家ジェイソン・ケリー氏が書いた『大化け株とレバレッジで勝つケリー流株式投資法 [The Neatest Little Guide to Stock Market Investing]』(東洋経済新報社、2009年刊)である。

 この本はまず株式投資はなぜ有利な投資であるかという話題から始まっている。株を買う理由は二つある。一つ目は株を買えば成功している企業を所有できること、二つ目は、株は長期で一番儲けが出る投資であるからだ。

 前者に関して言えば、新しい製品やサービスを開発した企業の株を買うことによって、その企業を所有するだけでなく、企業の成功体験を共有できるようになる。

 また後者については、米国株に関して言えば、過去75年間で最も儲かった投資は株式への投資だったことが統計で証明されている。1926年以降、株式投資は年間約10%のリターンがあったのに対して、長期国債は4%~5%でしかなかった。

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最終更新:7/13(水) 21:16

会社四季報オンライン

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

北朝鮮からの脱出
北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。