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飛行機&新幹線、アップグレードのコスパ比較すると…

R25 7/14(木) 7:00配信

いよいよ夏休みシーズン到来。旅行で新幹線や飛行機に乗る機会が増えるが、そんな時グレードの高い座席が気になった経験はないだろうか? 贅沢したい気になるものの、その値段は高いのか、低いのか、わかりにくい。そこで、費用に対するサービスを測る観点から、各交通手段について、グレード別の料金とサービス内容を比較。さらにアップグレードするなら、“1分たりとも無駄にしたくない…”という意味も込めて、乗車1分当たりの料金も割り出してみた。

まずは、日本の東と西を繋ぐ代表的な交通手段・東海道新幹線。料金とグレードを整理すると以下のとおりだ。

■東海道新幹線(東京→新大阪、「のぞみ」の場合)

※正規料金(+追加料金分)/1分当たりの金額、乗車時間:142分
・普通車自由席:1万3620円/95.9円
・普通車指定席:1万4250円(+630円)/100.4円(+4.4円)
・グリーン車:1万9230円(+5610円)/135.4円(+39. 5円)

自由席と指定席の違いは、630円。1分当たり4.5円の差であり、2時間立ちっぱなしになる可能性があることを考えればこれは買い、という人は多いだろう。そして、注目したいグリーン車は5610円増、1分当たりだと39.5円増に。サービス面の差は、普通車だと2+3列の計5列の座席列であるところを、2+2列の計4列にしてゆったりとした空間に。また、ほとんどの座席にそれぞれコンセントが付いており、仕事をしたい人には最適な環境といえるだろう。

続いて、今話題の北海道新幹線。グリーン車にプラスして、“新幹線のファーストクラス”と呼ばれる「グランクラス」が搭載されている。

■北海道新幹線(東京→新函館北斗、「はやぶさ」の場合〉

※正規料金(+追加料金分)/1分当たりの金額、乗車時間:242分
・普通車指定席:2万2690円/93.8円
・グリーン車:3万60円(+7370円)/124.2円(+30.5円)
・グランクラス:3万8280円(+1万590円)/158.2円(+64.4円)

「グランクラス」はグリーン車より少ない2+1列の計3列の座席構成。ひとつの列車に18席しか用意されておらず、広々とした空間が利用できるのが魅力。また、時間帯に合わせて豪華な軽食が用意されている。なお、普通指定席より、1分当たり64円以上高い。短時間ならよいが、4時間で1万円強をプラスできるかは考えどころだろう。

次は、空の便に目を向けてみよう。国内便大手2社について、各クラスを比較した。
※以下、各社サイトで、7月10日に9月1日出発で最安値を検索

■国内線(ANA)(羽田→広島)

※料金(+追加料金分)/1分当たりの金額、フライト時間:80分
・普通席:1万2190円/152.4円
・プレミアムクラス:2万1390円(+9200円)/267.4円(+115円)

■国内線(JAL)(羽田→福岡)

※料金(+追加料金分)/1分当たりの金額、フライト時間:110分
・普通席:1万2290円/111.7円
・クラスJ:1万3290円(+1000円)/120.8円(+9.1円)
・ファーストクラス:2万6390円(+14100円)/239.9円(128.2円)

ANAのプレミアムクラスでは、空港のラウンジ利用が可能なほか、座席間隔が普通席よりゆったりとしているうえ、朝食、昼食、軽食、夕食をそれぞれの時間帯で用意。アルコール含めて無料で提供される。また、JALのクラスJも普通席と比較して18cmほどゆったりとした設計、さらにファーストクラスは機内前方に14席しかない。アメニティも充実しているほか、アルコール類を含めた飲み物、食事を提供。プレミアムクラス、ファーストクラスは空港ラウンジを利用できるため、ここに示した1分当たりの料金では比較しきれない部分はあるが、通常料金より1分当たり100円以上多く支払うことになる。

最後に海外線はどうだろうか。こちらはJALの普通運賃で比べてみた。
※以下、同社サイトで、7月10日に9月1日出発で検索

■国際線(JAL)(成田→JFK空港)

※普通運賃/1分当たりの金額/フライト時間:775分
・エコノミー:52万4380円/676.6円
・ビジネスクラス:71万7380円(+19万3000円)/925.7円(+249円)
・ファーストクラス:126万380円(73万6000円)/1626.3円(+949.7円)

フライトに12時間程度かかるため、料金が高額になるのはやむをえないが、「ビジネスクラス」「ファーストクラス」はともにかなりの額。とはいえ、サービスはそれ相応で、飲食はアルコールを含めてすべて無料だし、今回調べた会社のファーストクラスでは、衛星電話も無料。リクライニングもフラット近くまで倒せるなど、長時間のフライトを快適に過ごせる環境は揃っている。

1分当たりの金額を明らかにすると、空間やサービスにいくら払っているのかが一層リアルに見えてくる。今年の夏は、コストに見合ったサービスを選び、ちょっと贅沢な旅行を楽しむのもありかも?

(千川 武)
(R25編集部)

※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびR25から一部抜粋したものです
※一部のコラムを除き、R25では図・表・写真付きのコラムを掲載しております

最終更新:7/14(木) 7:00

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