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リオ五輪へ絶好調! OA参戦のレッズ興梠が敵地仙台戦で“2つの呪い”を破る決勝弾

Football ZONE web 7/14(木) 7:40配信

敵地仙台戦は13年ぶりの勝利 チームは9年ぶり5連勝!

 浦和レッズが13日の敵地ベガルタ仙台戦で、リオデジャネイロ五輪日本代表にオーバーエージ(23歳以上)枠で選出されたFW興梠慎三の決勝弾により「2つの呪い」を打ち破る勝利を手にした。

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 スコアレスドローが濃厚となった後半アディショナルタイムに、試合は動いた。浦和は日本代表MF柏木陽介が前を向いてボールを持った瞬間、興梠が相手DFの背後を取った。柏木は絶妙なタイミングでスルーパスを通し、興梠は体を投げ出して飛び出してくる相手GKの上をふわりと越えるテクニカルなシュートを決めて均衡を破った。これが決勝点になり、浦和が1-0での勝利となった。

 浦和にとって敵地仙台戦は、“鬼門”という言葉がふさわしかった。2004年から09年までJ2で戦っていた仙台が、J1に復帰した10年から3分3敗の未勝利という呪いに苦しんでいた。今回の勝利で、03年9月27日に宮城スタジアムで6-1の勝利を収めて以来の勝利になった。さらに、今回の会場であるユアテックスタジアム仙台での勝利となると、00年4月23日に仙台スタジアムの名称だった当時に3-2で勝利して以来、16年ぶりの勝ち星となった。

 決勝ゴールの興梠は「ゴールが決まるまで苦しい戦いだった。試合の中で1本もシュートを打てていなかったから、ワンチャンスが来ればものにしようと思っていた。いつも仙台とのアウェーは点の取り合いで難しい試合になるけど、今日も違った意味で難しい試合だった」と激闘を振り返った。チームは苦戦する敵地・仙台戦だが、興梠自身は浦和に移籍加入して以来4シーズン連続のゴールで、7得点と荒稼ぎしている。逆に言えば、エースがそれだけ決めても勝てないほど浦和にとっては相性が悪かった。

リーグ10得点目で5年連続の二桁ゴール達成

 興梠はこの日のゴールで今季のリーグ通算10得点となり、鹿島アントラーズ所属の最終年となった12年から5年連続の2桁ゴールとなった。J1通算得点も96に伸ばし、100ゴールも目前に迫ってきている。

 浦和はこの勝利でファーストステージのラスト2試合から合計してリーグ5連勝となった。ミハイロ・ペトロヴィッチ監督が就任して以降は初の記録。これまでは4連勝の壁にぶつかってきた現政権にとっては、“2つ目の呪い”を破ったことになる。5連勝は07年の6月17日から8月1日にかけて記録して以来。2006年以来のリーグタイトルに向けて、浦和は大きな壁を破ったことになる。

「とにかく、勝てて良かった。まだまだ連勝を伸ばしたい」

 こう語った興梠は、次節17日の“さいたまダービー”となる大宮アルディージャ戦の後にリオ五輪代表に合流するために、チームを離れる。日本の代表としてブラジルの地に赴く前に、浦和のエースとして、2つのジンクスを破る重責を果たした。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:7/14(木) 7:40

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