ここから本文です

内田と乾が体感した「違いすぎるスペイン人、リーガ勢の凄さ」。清武はセビージャで通用するのか?

SOCCER DIGEST Web 7/14(木) 11:30配信

スペインは巧さの基準が違う。

 ドイツで4シーズン過ごした清武が、満を持して世界最高峰のリーガ・エスパニョーラに挑む。新天地は、ヨーロッパリーグ3連覇中のセビージャ。1990年代はシュケル(元クロアチア代表FW)、2000年代に入ってからはJ・バチスタ、ラキティッチ、S・ラモス、D・アウベスなど世界的な名手がプレーしていたスペインの強豪クラブだけに、清武がどんなパフォーマンスを見せるかは興味深いところだ。
 
 清武のドイツでの働きぶりから判断するかぎり、十分に通用しそうだ。欧州4大リーグ(スペイン、イングランド、イタリア、ドイツ)という大まかな括りで考えればそうなるが、昨季からスペインのエイバルでプレーする乾の見解は違う。
 
「レベルの高さに驚きました。『ここまで違うんや』と思いましたね。予想を遥かに超えていました。戦術、技術、ディフェンス、そのすべてがもう凄かったです。俺的には(ブンデスリーガよりレベルが高いのは)断然スペイン。近年のチャンピオンズ・リーグを見ても、ドイツ勢は(バイエルンを除いて)なかなか勝ち残れないけど、スペイン勢は強い。やっぱりそこには差があるな、と」(乾)
 
 乾の感覚では、メッシやC・ロナウドは「異次元」。そのふたりを基準にしないでほしいという。
 
「スペインには巧い選手がたくさんいます。『誰や?』っていう選手がめちゃくちゃ巧かったりするんです」
 
 ヨーロッパ・カップ戦でリーガ勢と対戦した経験がある内田も、乾と同じ感覚だ。
 
「日本人は巧いと言われるけど、スペイン人のほうがその100倍巧いですから。下手な選手はいないですよ。巧さの基準が違います、スペインは。
 
 スペイン勢との試合が一番疲れます。(アスレティック・)ビルバオやバレンシアとの試合は、本当に疲れた。1対1の局面で振られるし、ボールもねちねち持たれて……」
 

【EURO2016】スター選手たちの“綺麗すぎる””妻&恋人たち

セビージャはハイレベルなクラブだが、スタメンの座を…。

 そうした猛者がごろごろいる戦場で、清武は自らをアピールしないといけない。セビージャの発表(7月12日)によれば、彼は右内転筋の負傷で3~4週間離脱する見込みだが、乾も内田も新天地での活躍を期待している。
 
「清武は弟みたいな存在なので、成功してもらいたい」(内田)
 
「キヨ(清武)から『スペインはどうか?』と訊かれる度に、『楽しいし、絶対に来たほうがいい』というふうに勧めていました。(セビージャは)ハイレベルなクラブですが、スタメンの座を掴んでほしいです。アイツなら、やれるはずです。普段通りにやれば、なんの問題もない」
 
 技術の高さは日本屈指で、誰とでも合わせられる柔軟性を備える清武が、文字通り世界最高峰のリーガで目に見える結果を残せるか。本人も「厳しい競争を求めて、ここにやってきた」と言っており、モチベーションは十分。日本人選手が大きな成功を収めたことのないステージに、是非とも「KIYOTAKE」という名を轟かせたい。

最終更新:7/14(木) 12:29

SOCCER DIGEST Web