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細菌の大好物!? 夏、ビタミンウォーターや麦茶を作るときに注意すべきこと

OurAge 7/15(金) 9:20配信

暑い夏の水分補給に欠かせないのが、今人気のビタミンウォーター(生のフルーツ入りのミネラルウォーター)や夏の定番、冷たい麦茶。しかし、
「その目にも華やかなビタミンウォーターや冷たい麦茶を作るときに、ぜひ気をつけて欲しい注意点があります」と言うのは、水ソムリエ&水鑑定士の竹村和花さんだ。

まずここ数年の間に人気となったビタミンウォーターだが、3つの注意点があるという。
1.手はもちろん果物も皮ごと洗い、ナイフもボトルもとにかくキレイに「洗う」こと。
2.洗ったものは、ペーパータオルなど清潔なフキンで余分な水分を拭き取って、「乾燥」スピードを速めること。
3.できあがったビタミンウォーターは「必ず冷蔵庫で保管する」こと。

「果物にはビタミンだけでなく『果糖』といわれる糖分が沢山含まれています。この果糖(糖分)は人間だけでなく雑菌類にとっても一番美味しい栄養分になります。ですから、ビタミンウォーターを冷蔵庫で保管することには、『原因菌を増やさない』という大きな役割があるのです」と竹村さん。

一般的に細菌類の増殖は、10℃以下に冷やすことで、ゆるやかに抑えられることが知られている。カットしたフルーツやミントなどについてほんの少し残っていた雑菌も、冷蔵庫に入れ10℃以下に冷やすことで、安心して口にすることができる。とは言え、ビタミンウォーターはミネラル水に比べて傷みやすくなるので、「たとえ冷蔵庫に入れてあっても必ずその日のうちに飲みきるよう徹底してほしい」とのことだ。

また、日本の夏といえば、冷たい麦茶や玄米茶が定番だが、これらも作り方には少し注意が必要という。沸騰したお湯に入れて煮出すのだから大丈夫、と思いがちだが問題はその後だ。

「沸騰したヤカンをお水に浸けて粗熱(あらねつ)を冷ましている時間、雑菌類には増殖するに心地よい温度となってしまうのです。また麦茶の麦(ハトムギなど)や玄米(お米)は『デンプン質(炭水化物)』が含まれているため、先ほどのフルーツの果糖(糖質)と同じように、お茶を傷みやすくしてしまいます」

おいしく安全に作るには、「粗熱」を取る時もできるだけ小まめに水を変えてスピーディーに冷まし、きれいに洗って乾燥したボトルに入れ、冷蔵庫に保管すること。そしてビタミンウォーターと同じく、その日のうちに飲みきること、がポイントだ。

「食中毒は、食中毒を起こす原因菌やウイルスなどがついた食べ物を食べることによって、下痢や腹痛、発熱・吐き気などの症状を伴う病気です。その原因菌や状況によって食べてから症状が出るまでの時間や症状は色々ですが、時には命にかかわるものだという事を覚えておいて下さいね」と竹村さん。大丈夫!と軽く考えず、細心の注意をはらおう。

最終更新:7/15(金) 9:20

OurAge