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「そんなこと考えたの初めてやった」大久保を心酔させた風間監督の一貫した理念と言葉の力

SOCCER DIGEST Web 7/15(金) 18:07配信

欧州シーンでは新たな世代が台頭しつつある。

 20年余の年月を積み重ねてきたJリーグ。おのずから監督らしい監督は増えつつある。

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 Jリーグ創設当時、監督というポストは選手の延長、もしくはセカンドキャリアの一環の域を出なかった。有名外国人監督なら誰でもいい、という風潮もどこかにあった。周囲が評価の仕方に戸惑っていたのである。それが昨今は、少なからず外国人監督の淘汰が進んでいる。矜持を持ってチームを率いる日本人監督が多くなっており、これはJリーグの歴史の賜だろう。

 しかし、日本サッカーの先駆けとなるようなリーダーはまだ現われていない。

 日本のサッカー監督は、岡田武史氏、西野朗氏の二人が先人として引っ張っていたのは間違いなく、その功績は称えるべきものがあるだろう。二人の戦い方は、後進にとって一つの範となっている。

 しかし世界のフットボール標準で言えば、想像の外にあるものではなかった。あくまでロジックによって相手の持ち味を消し、隙を突くという戦いに終始した。フットボールという一個の生き物を縦横に動かすトップリーダーではなかった。

 もっと言えば、革命的ではないというべきか。

 では、誰が常識を覆し、新しい時代を切り拓き、革命的思想を実行に移せるのか?
「監督は一つの時代を終え、新たな世代が台頭しつつある」

 関係者の間ではしばしば語られるが、新世代は年齢的に言えば45歳前後だろうか。ジョゼップ・グアルディオラ(45歳)、ディエゴ・シメオネ(46歳)、ルイス・エンリケ(46歳)、ジネディーヌ・ジダン(44歳)、マウリシオ・ポチェッティーノ(44歳)、アントニオ・コンテ(46歳)、ウナイ・エメリ(45歳)、フィリップ・コクー(45歳)。彼らは最新の欧州サッカー勢力で割拠する存在であり、「かつての名将たち」に世代交代を促している。

 もっとも、日本はまだその流れがゆるやかで、いささか遅い。いまだに、指導者としてまったく実績のない人物がビッグクラブの監督に就任するなど、監督という職業の認識にも感心できない面がある。これは日本のプロ野球の影響なのだろうが、サッカーは集団戦術が基本にあるだけに、これでは成果が出るはずはない。チームを束ねて戦わせる仕事はそんなに甘くないのだ。

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最終更新:7/15(金) 20:50

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