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イチロー、今江敏晃、青木宣親、中田翔……フレッシュオールスターゲームMVPはスター選手への登竜門

ベースボールチャンネル 7/15(金) 11:30配信

多くの選手が1軍の主戦力へ成長

 7月14日、フレッシュオールスターゲームが岡山県の倉敷マスカットスタジアムで行われた。昨年は台風で中断されたので2年ぶり。イースタンリーグがウエスタンリーグを6-1で破り、5回に3ラン本塁打を打った巨人の岡本和真がMVPに選ばれた。


 フレッシュオールスターゲームはファン投票ではなく、2軍監督などの選考により21人が選ばれる。
 出場資格は以下の通りだ。

・新人選手はすべて出場可能。
・支配下登録、育成登録されて5年以内の選手が対象で、今季の2軍公式戦に出場していなければならない。

・過去に2回出場した選手は原則選考の対象外。
・一軍の試合に出場している選手も出場できるが、1軍のオールスターゲームに選出された選手は出場できない。

 かつてはジュニアオールスターゲームと言った。1963年以来53回を数える伝統ある大会だ。
 過去30年のMVP選手のNPBでの通算安打数(投手は勝利数)は表の通りとなる。※は現役(7月13日試合終了時)、◎はMLBで現役。

今年MVPの岡本は後半戦1軍昇格なるか

 なかには残念ながら1軍で大活躍できずに現役を退いた選手もいるが、大部分が1軍でレギュラー級の選手へと成長している。

 イチロー(鈴木一朗)は1992年の大会で、8回に中村紀洋の代打として打席に立ち、大洋の有働の2球目をライトスタンドに運んだ。これが決勝点となり、一振りでMVPを獲得した。翌年も出場したが、1994年にはイチローと改名し210安打を打ってスターダムにのし上がった。

 2003年の今江敏晃は5番一塁で先発。1-3とイースタンがリードされている中で8回、一死満塁から走者一掃の逆転三塁打を放った。この年は一軍でプレーしていなかった今江だが、翌年から1軍出場が増え、2005年にはレギュラーで3割を打ち、日本一に貢献した。

 フレッシュオールスターゲームはたった1試合だが、数少ないチャンスを活かして、大舞台で結果を残すような選手が出世するのではないか。

 今年MVPをとった岡本和真は現在、イースタンリーグの打点王。ファーム屈指の強打者になっている。

 岡本も先輩たちのように、このMVPをきっかけにスター選手に上り詰めることができるだろうか。

ベースボールチャンネル編集部

最終更新:7/15(金) 11:30

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