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栄養バランスは世界でも屈指 和食はアスリート目指す子どもにもおススメ!?

THE ANSWER 7/15(金) 20:53配信

「PFCバランス」とは

 和食の栄養バランスは、世界でも屈指のものである――。栄養学の視点から見て、和食は三大栄養素と呼ばれる炭水化物、タンパク質、脂質の割合が抜群に良く、スポーツに取り組む若年層の子どもの身体作りに効果的だという。

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 国内トップアスリートの食事をアドバイスする公認スポーツ栄養士の橋本玲子さんは「PFC(Protein, Fat, Carbohydrateの略)バランス」と呼ばれる三大栄養素の摂り方をこう説明する。

「健康を維持し、パフォーマンスを向上させるために理想的な三大栄養素の割合は、炭水化物(55-60%)、脂質(25-30%)、タンパク質(15-20%)と言われています」

 別表は2011年時点の各国のPFCバランス表になる。日本は炭水化物58%、脂質29%、タンパク質13%と、同じアジアの中国とともに理想値に近い割合となっている。一方でイタリア、フランス、アメリカと言った欧米諸国は脂質が40%を超えている。

気になる食生活の欧米化

「この表からも分かる通り、欧米の食事は脂質が多いですね。脂質もエネルギーになりますが、すばやくエネルギーになるのは炭水化物です。脂質に比べると、消化に良く胃にも負担がかからないのですが、最近は日本人の食生活が欧米化し、脂質の摂取量が増えているのが気になります」

 脂質の摂りすぎは生活習慣病への第一歩となり、ジュニア世代にとっては効率の良いエネルギー源である炭水化物の摂取量が自ずと少なくなるデメリットがある。過剰な摂取は控えたい脂質だが、和食では生で食べる以外にも茹でる、蒸す、煮るなど余分な脂質を取り除く調理方法が数多くあるのも魅力。

「食べ応えのある『焼く、揚げる』にプラスして、あっさりとした調理方法を取り入れれば、ジュニア世代のコンディション維持にも役立つはずです」

 三大栄養素の『炭水化物55-60%、脂質25-30%、タンパク質15-20%』に少しでも近づくために、様々な調理方法に取り組んでみる。子どものたくましい身体作りのためには、日々の料理に工夫を凝らしていくことが大切だ。

◇橋本玲子(はしもと・れいこ)
株式会社Food Connection 代表取締役。管理栄養士、公認スポーツ栄養士。
Jリーグ「横浜F・マリノス」や、ラグビートップリーグ「パナソニック ワイルドナイツ」の栄養アドバイザー。2006年トリノオリンピックでは、フリースタイルスキー上村愛子選手を日清オイリオグループ株式会社と共にサポート。トップアスリートから未来のアスリートを目指すジュニア世代とその保護者まで、幅広いターゲットに対し、より強く、より健康になるためのメニュー提案、栄養セミナー、栄養カウンセリングなどを行っている。

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer

最終更新:7/20(水) 16:28

THE ANSWER

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