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“悪役”ペペの人間性をレアル同僚が絶賛 「彼は毎日“禅”の精神で過ごしている」

Football ZONE web 7/15(金) 19:41配信

ダニーロが明かす、ポルトガル代表DFの意外な一面

 レアル・マドリードのポルトガル代表DFペペは、数々のラフプレーや欺き行為でサッカー界きっての悪役として知られているが、“白い巨人“の同僚のイメージは違うようだ。ブラジル代表DFダニーロが、ブラジルのスポーツ情報サイト「グローボ・エスポルテ」のインタビューに応じ、「ペペは毎日“禅”の精神で過ごしている」と、その人間性を絶賛している。

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 2007年からレアルに所属しているペペは、相手アタッカーを止める役割を長年にわたって務めている。しかしバルセロナのFWリオネル・メッシの手を踏み潰すなど、度を超えたハードマークぶりで何度も批判の矢面に立った。また昨季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝では、2度にわたって相手アタッカーの手が当たったかのように顔面を押さえて、ピッチを転げ回る大根演技を披露。しかし、マーク・クラッテンバーグ主審があきれた表情で舌をペロペロと出して“立て”と指示し、世界中の笑い者となった。

 ヒールのイメージが完全に浸透してしまったペペだが、ダニーロの目には違うイメージで映るようだ。

「僕がチームに入ってペペを見た時、僕は言ったんだ。『ペペはクレージーだ。いい意味でね』と。なぜならば、彼は毎日“禅”の精神で過ごしているからね」

 ピッチ上でのラフプレーなどを見る限り、無我の境地を追求していく禅の精神からは程遠いように見える。しかし、試合から離れたところのペペは意外な一面を見せるという。

「怒りに震える彼は本来の姿ではない」

「彼は低めのトーンで話すし、とても静かで好印象の人間だ。試合中に彼が怒りに震えている時、私はそれは彼の本来の姿ではないと思っている。プレーする時、僕らチームにとって不可欠なものがある場合に変身するんだと思う」

 昨夏に銀河系軍団の一員となったダニーロは、右サイドバックのレギュラー候補として大きな期待をされながらも定位置を奪えず、失敗補強だと大きな批判を浴びた。そこで心の支えになったのが、ペペだったという。「僕がポルトから来た時、彼は手助けしてくれた。レアルでの最も難しい時期にペペは僕のそばに寄り添ってくれた。センセーショナルな男だよ」と感謝の念を尽くしていた。

 CL決勝で醜態をさらしたペペだが、同じクラッテンバーグ主審が試合を裁いた欧州選手権決勝では、素晴らしい対人プレーで無失点勝利に貢献した。母国ポルトガルを初優勝に導くなど、世界屈指のセンターバックであることは間違いない。果たして新シーズンも、“禅”の気持ちを保ってプレーし続けられるのだろうか。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:7/15(金) 19:41

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