ここから本文です

「ラジオでかけてもらえない」―あいみょんが語る強烈な詞世界の背景とは

ローリングストーン日本版 7/15(金) 18:30配信

インディーズデビューシングルで、好きな人に対し<死ね。>と歌った強烈な歌詞が賛否両論を巻き起こした20歳のシンガーソングライター・あいみょん。不思議ちゃん、それとも天才? その世界に迫る。

【動画あり】「ラジオでかけてもらえない」―あいみょんが語る強烈な詞世界の背景とは

ー"あいみょん"という名前を聞いて、最初、地下アイドルかと思いました(笑)。

あはは! そう思われがちなんですよね。相当かけ離れてると思ってるんですが(笑)。大丈夫そうですか?

ー大丈夫どころか、メロディも立ってるし、詞のパンチが半端ない。凄いシンガーソングライターが出てきたなぁと。

よかったです(笑)。

ーあいみょんって名前は?

中学校3年生の時からのあだ名なんですよ。

ー音楽を始めたのはご両親の影響だとか。

お父さんの影響の方が大きいかもしれないです。

ーお父さんはミュージシャンだったんですよね。

バンドをずっとやってて、今はPAの仕事をしています。

ーどんな音楽を聴いて育ってきたんですか?

浜田省吾さん、BOØWY、平井 堅さん、スピッツとか。洋楽だとビートルズ、マイケル・ジャクソンとかが家で流れてて、耳にしてましたね。

ーご自身が音楽に目覚めたのは?

しっかり目覚めた年齢って、正直全然わからないんですよ。でも、もともと書くことが好きやったので、詞は結構前から書いてたんかなって思います。例えば、中学校の時に授業を受けてる時に、机とかに歌詞を書いてたり。ギターを触り始めたのが中学校で、中3から高1の間は弾きまくっていて、その辺ぐらいから曲も作り始めました。

ーどんな子供だったんですか?

明るくて活発でした。兄弟も多いのでケンカとか凄くて、根暗ではなかったです。ちっちゃい時は、ですけど。

ーいつから屈折(笑)していったの?

高校3年生ぐらいですかね(笑)。公立高校を中退して別の学校に行ったのをきっかけに、性格がガラッと変わったんですよ。

ー何で中退を?

出席日数が足りなくて、留年しまして。自分の好きなことをただやり続けてたらそうなってしまったんです。

ー歌を作ってた?

歌もそうですし、K-POPにハマってたんですよ。中間テスト期間に、東京にライヴを行ったりしていて。そしたら自然と(笑)。ガラッと性格変わったのは、そこらへんぐらいですかね。昔の友達とかにも、同窓会で会った時に"ほんまに変わった"みたいに言われるし。

ーそんなあいみょんが書く詞の世界に、僕もかなり引き込まれているんだけど、まだ歌を聴いていない人のためにその世界の背景にあるものを伝えたいなと思って。好きな本と映画を1つずつ教えてもらってもいいですか?

うわぁ難しいな(笑)。本、めっちゃ好きやから1冊選ぶのは難しいけど・・・。岡本太郎が好きで、その言葉にいちいち行動を左右される人間なので。あえて挙げるなら、岡本太郎の本『今日の芸術』ですね。よく読むのはミステリー小説とかなんですよ。でも、自分や自分の音楽のルーツを知ってもらうのであれば、この本ですね。

ー映画は?

どうしよう。うわ、選べへん。

ー現時点での1本ということで。

現時点ですか。松田優作さんが出てる映画『家族ゲーム』はめっちゃ好きです。猟奇的な雰囲気やし・・・何回も見ないとわからない不思議な感じがするじゃないですか。でも、松田優作さんの最後の出演映画なので『ブラック・レイン』にします。

ー今、20歳でしょ? その辺の映画にはどうやって辿り着いたんですか?

松田龍平さんが凄く好きで、そこから松田優作さんに辿り着き、『探偵物語』とかも全部観ました。"工藤ちゃん、最高!"みたいな(笑)。

1/3ページ

最終更新:7/15(金) 18:30

ローリングストーン日本版

記事提供社からのご案内(外部サイト)

RollingStone 2016年10月号

株式会社パワートゥザピープル

2016年10月号
9月10日発売

710円(税込)

表紙:トム・ヨーク
特集:IMAGE
ロック&ファッション&アート
高橋盾(UNDERCOVER)
ヒステリックグラマー 他

なぜ今? 首相主導の働き方改革