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ソフトブレーンを子会社化、フュージョンパートナーの狙いは? 

会社四季報オンライン 7/15(金) 9:41配信

 フュージョンパートナー <4845> (以下、フュージョン社)は14日、営業支援ソフトを展開するソフトブレーン <4779> の株式を市場内で45.57%まで取得し、国際会計基準(IFRS)上の連結子会社化したと発表した。

 フュージョン社はウェブサイトにおける「サイト内検索」「よくある質問」など企業向けのASPサービスや、電話窓口の自動音声応答システムなどを展開する。6月末にソフトブレーン株を40%まで取得し、持分法適用関連会社としていた。

 45.57%の株式取得総額は約43億円で、平均取得単価は321.4円。ソフトブレーンの今16年度期計画を基準にすると、平均取得単価のPER(株価収益率)は24.6倍、PBR(株価純資産倍率)は3.3倍となる。なお、ソフトブレーン株の14日終値は467円。

 ソフトブレーンはIFRS上でフュージョン社の子会社となるが、「現時点で現行の経営体制を変更する予定はない」(フュージョン社の木下朝太郎・常務取締役)という。
 
 フュージョン社は2000年代初めまでメインフレーム用の基幹データベース管理サービスを柱としていたものの、同サービスの市場縮小に直面。事業や未上場会社のM&Aによって、業態転換をしてきた経緯がある。

 15年6月末には販促支援ソフトを展開するエイジア <2352> の株式の25.58%を取得し、持分法適用会社化。ただ、業務提携を目的としていたものの具体的な進展がなく、今年6月15日までに大部分を売却していた。

 3月末時点のフュージョン社の自己資本は33億円。14日時点の時価総額は88億円で、ソフトブレーンの同145億円より小さい。株式の取得には手元資金やエイジア株の売却代金などを充てるが、「半分以上が銀行からの借り入れ」(フュージョン社の梛野憲克社長)で資金を調達したという。

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最終更新:7/20(水) 11:11

会社四季報オンライン

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