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由伸巨人2位ターン、2016年前半戦通信簿。世代交代急務もやはり実績組頼みか

ベースボールチャンネル 7/17(日) 17:00配信

若手選手が伸び悩み

原巨人から由伸巨人へ。
電撃的な高橋由伸の引退即監督就任劇から早9カ月が経とうとしている。

由伸新監督1年目のシーズンはここまで2位に付けるも、首位・広島とは10ゲーム差と大きく離され40勝41敗3分の借金1で折り返し。
投打に故障者が続出し、ローテやスタメンベストメンバーの試行錯誤を繰り返しているうちに前半戦が終わってしまった印象だ。
チーム防御率3.73とチーム打率.246はそれぞれリーグ5位。
原政権時代を支えていたベテラン陣の力が徐々に落ち、それに代わる若手選手もいまいち伸び悩んでいるチーム事情。
だが一方では新しい巨人の顔、坂本勇人と菅野智之がともに昨季よりも大きくレベルアップしたという明るい材料もある。
開幕から84試合の課題と収穫。今回は後半戦開始前に由伸巨人の前半戦を振り返ってみよう。
なお、採点は5点満点で最高点が5点になる。

後半戦はようやく先発陣に目途?

【投手 3点】
最大のプラス材料はやはり4年目を迎えたエース菅野の成長だろう。
防御率はセ・リーグで唯一人の1点台となる1.68。投球回119.1回、5完投もリーグトップ。
打線の援護に恵まれずに6勝だが、今季先発した16試合中15試合でクオリティ・スタート(6回3自責点以内)達成と抜群の安定度を見せている。
そしてこの菅野に次ぐ存在が3年目の田口麗斗だ。
昨季は13試合(66.1回)3勝5敗、防御率2.71。今季は前半戦だけで15試合(90.1回)5勝6敗、防御率2.89と順調な成長を見せる高卒3年目サウスポー。
2年目の高木勇人が低迷し、ドラ1桜井俊貴は全く戦力にならず、2軍から抜擢された投手もことごとく炎上する中、20歳の田口がローテの危機を救ってみせた。
ここに来て開幕から出遅れていた内海哲也、大竹寛、マイコラスらがようやく1軍で顔を揃えているだけに後半戦の先発ローテが楽しみだ。
対照的に悩ましいのがクローザー澤村拓一とセットアッパー・マシソンへの依存度があまりに大きいブルペン陣である。
原政権時代の功労者・山口鉄也が36試合で防御率5.52。その代役を期待された田原誠次もチーム最多の39試合に投げながら防御率5.12と悲惨な数字が並んでいる。
春に侍ジャパンにも選出された戸根千明は好不調の波が激しく、プロ4年間で139試合に登板した高木京介は賭博問題で契約解除。
宮國椋丞(27試合、防御率2.18)のように奮闘している若手投手もいるが、後半戦はなんとか山口に代わる左の中継ぎ投手に出てきてほしいところだ。

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最終更新:7/17(日) 17:00

ベースボールチャンネル

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