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ミラン本田いきなり出遅れた! モンテッラ新監督初陣のボルドー戦で定位置争いのライバルが続々躍動

Football ZONE web 7/17(日) 13:00配信

左利きの司令塔スソは2発! 本田は遠征メンバー外

 ACミランはヴィンチェンツォ・モンテッラ新体制初戦となったフランス強豪ボルドーとの敵地での親善試合で2-1勝利を収めた。日本代表FW本田圭佑は遠征メンバーから外れたが、ポジションを争う元スペインU-21代表のスソが2ゴールを挙げ、MFジャコモ・ボナベントゥーラやFWジェレミー・メネズも好パフォーマンスを見せた。定位置争いでいきなり本田が遅れをとった格好だ。

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 ミランは前半28分に敵陣で相手のミスを利してスソが右足で先制ゴールを決めると、同39分には中盤でボールをキープしたメネズからボナベントゥーラを経由して右サイドに開いて待つスソへ。スソは得意の左足を振り抜くと、低いシュートでゴール左に決めた。昨季後半戦にジェノアに期限付き移籍で武者修行に出て、6得点と活躍したレフティはいきなり成長の痕跡を見せつけている。

 大きくメンバーを変更した後半に1点を与えたものの、2-1でモンテッラ監督の初陣を白星で飾っている。モンテッラ監督は、試合後にイタリア衛星放送局「スカイ・イタリア」のインタビューに応じている。

「間違いなく嬉しいね。これまでやってきたことを出そうとする意欲を見せてくれたし、まだ成長できる余地もある。我々はボールを持ったプレーの準備をたくさんしてきた。今やっていることの上にプレースピードを上げていくことが必要だが、我々にとってまだ最初の試合だし、肯定的に捉えたいね」

 個々の選手に対してのコメントは避けようとしていたモンテッラ監督だが、「ボナベントゥーラはボルハ・バレロのような存在か?」という質問には応じている。バレロはフィオレンティーナ監督時代のモンテッラ氏が中盤の要として重用していた愛弟子で、地元メディアはミラン獲得の可能性を報じている。

ボナベントゥーラ、メネズも躍動

「バレロよりもボナベントゥーラの方がインサイドハーフよりもトップ下という色の強い選手だね。これから適正なポジションを見つけたいと思う。私の知る限りではいつもサイドハーフでプレーしていたけど、私がミランにいたわけではないからね」

 昨季本田とトップ下のポジションを争ったボナベントゥーラにはトップ下の素質の高さを、モンテッラ監督は見て取っている。

 ポジションの組み合わせやレギュラーの選定はまだまだこれから選手の力量や適性を見極めてからになることを示唆している。一方で、ポジションの重なる可能性が高い選手たちが新監督の初戦で躍動している。昨季リーグ戦1得点3アシストに終わった本田は「クビになっても仕方ない」と語り、地元メディアからは放出確率70パーセントと分析されている。

 本田は遠征メンバーから外れたが、スソ、メネズ、ボナベントゥーラというポジションを争うライバルは好調ぶりを見せ、モンテッラ監督に実力をアピールした。ミラン残留を望むのなら、来週からアメリカでスタートするインターナショナル・チャンピオンズカップで必死のアピールは不可欠だろう。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:7/17(日) 13:00

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