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観衆5万人超えの埼玉ダービーはドロー 柏木芸術FK弾も浦和2度のリード守れず6連勝ならず

Football ZONE web 7/17(日) 21:22配信

ワンタッチゴーラー武藤の公式戦15戦ぶりゴールで再び勝ち越しも

 熱戦のダービーは痛み分けに終わった。17日のJ1セカンドステージ第4節は、浦和レッズ対大宮アルディージャの“さいたまダービー”が行われた。5万3951人の大観衆が見守る中で行われたゲームは、浦和が2度に渡ってリードを奪ったものの大宮が追いつき2-2の引き分けに終わった。

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 試合開始当初からボール保持率を高めた浦和の先制点は前半37分だった。ペナルティーエリアすぐ外のやや右寄りで得たフリーキックを、日本代表MF柏木陽介が左足で直接狙った。緩やかな弧を描いたボールはニアサイドのクロスバーギリギリのところに巻いて落ちるボールで吸い込まれ、浦和が1-0とリードを奪った。一方の大宮も、前半アディショナルタイムにコーナーキックからFW江坂任が豪快なヘディングシュートを決めてゴール。1-1の同点でハーフタイムを迎えた。

 後半も先手を取ったのは浦和だった。同14分、右サイドをMF関根貴大がスピードに乗ったドリブルで突破すると中央へクロスを供給。そこに相手マークを外したMF武藤雄樹が走り込んでヘディングで流し込み、2-1と勝ち越した。武藤は4月29日の名古屋グランパス戦以来、実に公式戦15試合ぶりのゴールになった。

遠藤と興梠の“五輪壮行試合”勝利ならず

 それでも、大宮は浦和のスキを突いて同点ゴールを奪った。同23分、右サイドでフリーになったMFマテウスにボールを預けると、マテウスは中央にドリブルでカットインして左足でシュート。これが日本代表GK西川周作のニアサイドを破り2-2の同点となった。浦和は直前のプレーで攻撃参加した左サイドのMF宇賀神友弥が相手との接触で痛んで帰陣が遅れたが、その際のカバーが不明瞭になったのが痛恨だった。

 その後は2006年シーズン以来10年ぶりのリーグ6連勝を狙う浦和が攻め込む形になったが、決定機で迎えたシュートは古巣対決となった大宮GK加藤順大の正面、そして枠外にことごとく飛び、勝ち越しゴールを挙げられなかった。大宮もゴールに近づく形は作ったもののシュートは枠外に飛び、2-2のスコアでタイムアップ。この試合を最後にリオデジャネイロ五輪代表に合流する浦和のDF遠藤航とFW興梠慎三は、“壮行試合”を勝利で飾ることはできなかった。

 この日のJ1は、年間順位で上位3チームの川崎フロンターレ、鹿島アントラーズ、浦和がそろって引き分け。次節は鹿島と浦和の直接対決が組まれ、年間首位の川崎への挑戦権を懸けた一戦になる。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:7/17(日) 21:22

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